重賞レース直前情報
■2019年07月07日
第20回オパールカップ(盛岡)

7月7日(日)に盛岡競馬場にて、第20回オパールカップ(3歳・芝1700メートル・18時10分発走予定)が行われます。今年は北海道と船橋から各1頭の遠征馬を含めての11頭。それぞれの馬が、芝で実施されるこの重賞を目指してきたわけですから、ハイレベルな戦いが展開されることになるでしょう。となると混戦模様になるのは当然。過去の成績と血統面などを含めた検討が必要になる一戦といえそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は1勝、2着2回だが、2番人気はすべて3着以内。連対馬10頭はすべて5番人気以内となっている。5走前までにJRAの芝のレースに出走していた馬が1から2頭連対。一昨年を除き、遠征馬が1から2頭連対している。サファイア賞で2着以内だった馬が3着以内に1から2頭入っている。

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    出走馬短評
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マリーグレイス 唯一の勝利は芝の若鮎賞で、それ以降は3着までという成績。芝が向くのは間違いないが、徐々に体重が減っている現状からも厳しそうだ。

カメチャン JRAでは9戦とも苦戦(競走中止1回)したが、岩手移籍後は3戦3勝で芝でも2勝。時計的にも互角以上で、重賞の舞台でも通用する可能性が十分ある。

コンバットミニスタ 過去の2勝はともに不良馬場で、時計勝負のほうが向くタイプ。しかし芝では3戦して5着までという成績では、力量的に見劣る感が否めない。

トーセンジルコン 北海道からの遠征馬。JRA芝では1戦し9着だったが、その後は北海道と兵庫で各1勝。善戦傾向がある現状なら、ここでも粘り込みが狙えるかもしれない。

エスドリーム ここまで3着内率100%で、6戦連続連対中。芝は初めてでも血統的には向きそうで、先行力があるところもプラス材料といえるだろう。

トーセンエスパー 南関東で6戦して、4着が4回という成績。今季から岩手に移って2戦目に初勝利を挙げたが、その後の4戦は善戦止まりと、底力に欠ける状況が続いている。

リュウノアイドル ここまで芝で1勝、ダートで3勝を挙げているが、差のある敗戦も多い成績。小柄な馬体で中1週での実戦続きでは、展開に恵まれないと厳しいだろう。

クリムパルフェ 船橋からの遠征馬。北海道では11戦1勝でもすべて5着以内で、南関東でも善戦続きで2勝をマーク。芝は未知数でも、先手主張なら粘れるかもしれない。

マツリダレーベン 初勝利が芝マイルのJRA認定戦で、その後はダートで苦戦するも、最近2戦は芝で連勝。その成績ならば、ここでも勝機がありそうだ。

トーセントルマリン JRA時は芝で1戦するも大敗で、2戦目は北海道で2着。その後は岩手で3戦して芝で2回とも善戦しているが、現状では底力不足と言わざるをえない。

サンエイフラワー 半姉は一昨年のこのレース2着馬ダズンフラワー。こちらも芝で大崩れが少ない成績を残しており、ここでもノーマークにはできない存在といえるだろう。

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   レースの狙い
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カメチャンは芝で挙げた2勝の時計が優秀で、ここでも先手主張からの押し切りが十分。芝で実績を残すマツリダレーベンが強敵だ。エスドリームは芝が初めてでもスピードに乗れそうで、先行粘り込みに要警戒。サンエイフラワーはひと押しに欠けるが、連下にはマークが必要だ。トーセンジルコンは距離が微妙だが、立ち回りひとつで善戦できそう。スピードがあるクリムパルフェも連下の候補として挙げておきたい。


オパールカップ(M2)(ベストウォーリア3歳の出走表はこちら

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