重賞レース直前情報
■2019年07月04日
第23回スパーキングレディーカップJpnIII(川崎)

7月4日(木)に川崎競馬場で、第23回スパーキングレディーカップJpnIII(3歳以上・1600メートル・20時05分発走予定)が行われます。JRAからはマドラスチェック、サルサディオーネ、ファッショニスタ、ゴールドクイーンが出走。地方他地区からはラモントルドール(愛知)が遠征。地元南関東勢はラーゴブルー(川崎)ら9頭が迎え撃ちます。牝馬14頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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3着以内馬の臨戦過程はさまざま。2018年の1着リエノテソーロと3着ラビットランは、前走芝のヴィクトリアマイルGIを使われていた。13年1着のメーデイアも同レースをステップにしての出走だった。3歳馬はアンジュデジールやタイニーダンサー、サマリーズが好走。中でも前走関東オークスJpnIIの連対馬が有力だ。その他ではマリーンカップJpnIIIやさきたま杯JpnII、かしわ記念JpnI、中央のオープン特別組の好走もあるが、いずれにしても前走1着の好調馬は少ない。仮に着順が悪くても、相手関係を考えて評価することが重要だ。

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JRA所属馬短評
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マドラスチェックは前走関東オークスJpnIIで2着に敗退。ラインカリーナを楽にハナに行かせすぎた感じがあり、序盤は砂をかぶって追走がスムーズではなかった印象。今回は新人の齋藤新騎手に乗替わる。この点がどうかだが、52キロの重量で出走できる点は大きい。

サルサディオーネは大敗続きだが、昨年12月のクイーン賞JpnIIIではアイアンテーラーの2着に好走している。距離は近走の2100メートルより今回の1600メートルのほうが良さそう。変わり身を見せても不思議はない。

ファッショニスタは地方のダートグレードは初挑戦。しかし、昨年京都で行われたJBCレディスクラシックJpnIでは3着に入っており、今回のメンバーでは実績上位だ。川崎のナイターと環境はガラリと変わるが、安定した成績の持ち主であり、力は出せる可能性は高い。

ゴールドクイーンは前走かきつばた記念JpnIIIでは、主導権を取ると2着のヤマニンアンプリメを2馬身半振り切って勝利。地方のダートグレードは初ながら、いきなり結果を出せたのは今後に向けても大きい。今回は1ハロンの延長がカギだが、なんとか我慢できるかもしれない。それよりも斤量が56キロになるほうが、気になるところだ。

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地方所属馬短評
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ラーゴブルー(川崎)は前走マリーンカップJpnIIIでダートグレード初制覇。逃げたアイアンテーラーの直後に控え、うまく立ち回り抜け出した。少頭数が幸いした気もするが、勢いがあり今後の自信にもなる内容だった。今回も展開は読みやすそうで、枠順も内め。期待はできそうだ。

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予想のポイント
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あらためて3歳馬マドラスチェックに注目。地方の小回り馬場が向いていない可能性はあるが、今回のレースでわかるだろう。芝で1600メートルを経験して好走しており、距離短縮は問題ないはず。そして何と言っても52キロで戦えるのが大きい。古馬勢はファッショニスタとゴールドクイーンがやはり有力。どちらか展開が向いたほうに一発の可能性がある。地方馬はラーゴブルー。前走より相手は強くなるが、目下の勢いで十分やれそうだ。


スパーキングレディーカップ(Jpn3)A1下牝馬オープン選定馬の出走表はこちら
 

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