重賞レース直前情報
■2019年07月04日
第5回グランシャリオ門別スプリント(門別)

7月4日(木)に門別競馬場にて、第5回グランシャリオ門別スプリント(3歳以上・外回り1000メートル・20時35分発走予定)が行われます。門別競馬場の古馬重賞では唯一となる1000メートルの舞台には、12頭がエントリー。北海道スプリントカップJpnIIIで2着に食い込んだメイショウアイアンが注目を集めることになりそうですが、前回と同じような流れになるかというと微妙。それでもこの距離ですから、スピードがある馬を重視するべきでしょう。

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    過去の傾向
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オープン特別として実施された5年前を含む過去5年の結果をみていく。1番人気は3着以内に入線。連対馬11頭(4年前は2着同着)のうち9頭は、2走前までに1200メートルで2着以内に入っていた。重賞になってからの過去4年は、2走前がJRA所属だった馬が1頭だけ連対。連対馬は、通算勝利数が9勝以下と10勝以上の組み合わせになっている。

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    出走馬短評
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カツゲキライデン 昨年のこのレース覇者だが、この冬は愛知に移って苦戦が続き、門別に戻ってからもいまひとつ。実績的には上位でも、その状況では厳しい感が否めない。

メイショウアイアン 前走の北海道スプリントカップJpnIIIでは、最後の直線で伸び脚を見せて2着に健闘。今回は距離短縮でどうかだが、それでも決め手には要警戒だ。

ナリユキマカセ 詰めひと息の近況だが、大崩れがないという点は評価できるところ。この距離で8勝している実績を含めて、先行粘り込みに期待ができる。

メイショウブイダン JRAの芝で4勝を挙げたが、門別移籍後は差のある敗戦が続く状況。その成績では、ダート適性に欠けると考えるのが妥当だろう。

トゥルッリ 中団または後方から堅実に差を詰めてくるタイプではあるが、底力には欠ける成績。その状況では、距離短縮がプラスになるとは考えにくい。

ショコラブラン JRA時は重賞戦線で好走し、大井移籍後も善戦続き。前走の北海道スプリントカップJpnIII後に移籍して、今回は輸送なしで臨めるのは好材料といえる。

タイセイプライド JRA時に3勝を挙げ、門別移籍初戦の前走を快勝。今回も好スタートから先行できれば、粘り込みが考えられそうだ。

タイセイエクレール JRAではオープンに上がって以降が苦戦続きだったが、門別では移籍初戦で2着と好走。前走は9着でも、ここで巻き返す可能性は十分ある。

トルシュローズ 2走前に逃げ粘って2着に入ったが、それ以外では差のある敗戦の連続。その状況での重賞では厳しい戦いになりそうだ。

フジノパンサー 門別で4勝を挙げ、その後はJRAの芝で2勝を追加。門別復帰後は前走こそ7着だったが、それ以前は6戦連続で3着以内に入っていた。

そのほか、ワイルドダンサー、ヴァッフシュテルケが出走する。

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   レースの狙い
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メイショウアイアンは門別で3着内率100%と安定しており、前走の決め手再現が期待できそう。タイセイプライドは転入初戦を快勝しており、ここでも先行粘り込みが狙えそうだ。ショコラブランは転入初戦でも地力上位で、善戦以上が十分可能。相手なりに走れるナリユキマカセにも警戒したい。転入3走目のタイセイエクレールにも要注意。先行力があるフジノパンサーが連下の穴。


グランシャリオ門別スプリント〔H3〕(ミ一般オープンの出走表はこちら
 

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