重賞レース直前情報
■2019年08月29日
第16回リリーカップ(門別)

8月29日(木)に門別競馬場にて、第16回リリーカップ(2歳牝馬・外回り1200メートル・20時40分発走予定)が行われます。同じ2歳牝馬限定のフルールカップから中1週となりますが、今年もそのレースから勝ち馬を含む7頭が参戦。それ以外の6頭は前走で好成績を挙げていたか、JRAに遠征していた馬。その力量比較とともに、この距離への適性と展開面を含めて検討したい一戦です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2着と3着が各1回と不振。3から5番人気が1頭だけ連対している。連対馬の前走はすべて、フルールカップで5着以内、またはオープンのレースで3着以内。3着内はすべて、前走が5着以内だった。ここまで4から5戦を消化していた馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。

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    出走馬短評
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アクアリーブル デビュー戦は僅差3着だったが2戦目に勝利を挙げ、その後の2戦も善戦したが、フルールカップでは10着。それでも距離延長で前進できる可能性はある。

ミホスローロリス 1000メートルのデビュー戦を差し切ったが、2戦目と3戦目は中団から届かずという結果。それでも距離延長ならば、善戦以上が狙えるかもしれない。

テーオーブルベリー デビュー戦は2着に2秒差をつける逃げ切りで、2戦目は逃げ粘って3着。前走のフルールカップは4着で、今回もスピードを発揮できるかが課題となる。

プリモジョーカー デビュー戦を圧勝し、続く2戦目は僅差で勝利。その後はJRAの函館と札幌で2戦とも9着だったが、地元戻りで牝馬限定なら巻き返しが期待できそうだ。

ミナトノヨーコ デビュー戦と2戦目は2着だったが、3戦目で勝利。続くフルールカップは後方から流れ込んで7着だったが、今回はスタートを五分に出たいところだ。

ティーズリープ デビュー戦を快勝し、続くフルールカップは最後方からの競馬で8着。タイプ的に距離延長はプラスだろうが、前走で体重が12kg減った影響が気にかかる。

コーラルツッキー デビュー戦を逃げ切って、栄冠賞で3着に入り、その後の2戦を勝利。フルールカップではスピードをいかして押し切っており、ここでもその再現が狙えそうだ。

アップタウンローズ 1000メートルのデビュー戦を制したが、時計としては平凡。そこから中6週での2戦目でこの相手では、少々厳しいとみるのが妥当だろう。

バブルガムダンサー デビュー戦を圧勝し、2戦目は3着だったが3戦目の栄冠賞を勝利。函館2歳ステークスGIIIでは大敗したが、地元で牝馬限定なら巻き返しが必至だ。

ミリミリ 初戦は3着だったが、2戦目でしぶとい差し脚を見せて勝利。栄冠賞とフルールカップでは差し脚が届かなかったが、展開次第で上位に食い込む可能性はある。

エンジェルパイロ 1000メートルのデビュー戦を逃げ切り、2戦目の栄冠賞は逃げ粘れず4着だったが、3戦目の前走を押し切って勝利。今回も先行できるかどうかだろう。

グローリアスレゴン 不良馬場の初戦で逃げ切り勝ちをおさめ、2戦目の前走は先手を取るも3着。スピードは互角以上でも、今回は同型が多い点が課題だろう。

そのほか、ハニーリンが出走する。

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   レースの狙い
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コーラルツッキーはフルールカップの内容ならば、ここでも首位争いになりそう。バブルガムダンサーは前走大敗でも地元に戻れば勝機が十分あるだろう。好位差しが狙えそうなミホスローロリスを3番手に指名。ティーズリープ、ミナトノヨーコはスタート五分なら上位争いに加わる可能性が考えられる。ミリミリは展開次第だがハイペースになるようなら食い込みも。


リリーカップ〔H3〕(ラブリーデイ賞)2歳牝馬オープンの出走表はこちら
 

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