重賞レース直前情報
■2019年08月14日
第19回エトワール賞(門別)

8月14日(水)に門別競馬場にて、第19回エトワール賞(3歳以上・外回り1200メートル・20時40分発走予定)が行われます。7月4日のグランシャリオ門別スプリントを制したメイショウアイアンが遠征のため不在ですから、多くの馬に勝利へのチャンスがありそう。昨年の優勝馬と2着馬が出走していますが、全体的にみると混戦模様。最近の成績をみて、好調であろうという馬に注目する手があるかもしれません。

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    過去の傾向
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この時期に移設された過去4年の結果をみていく。1から2番人気馬が1頭だけ連対。その年の北海道スプリントカップJpnIIIに出走していた馬が1頭以上連対している。また、前走が2から3着だった馬が1頭だけ連対。当日の馬体重が500キロ以上の馬が3着以内に2頭以上入線している。3走前までに重賞以外のレースを勝利していた馬が1頭だけ連対しているというデータもある。

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    出走馬短評
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タイセイプライド JRAではオープンクラスで苦戦が続いたが、移籍初戦となった3走前を快勝。しかしその後の2戦は重賞で大敗しており、今回も先手が取れないと厳しそうだ。

ソルサリエンテ JRA未勝利から北海道に移って6連勝し、再びJRAを経て北海道に移ってまた6連勝。今回は初の重賞でも、A1下クラスで2勝しているスピードは互角以上だ。

フジノパンサー 北海道でJRA認定戦での2勝を含む4勝を挙げ、その後はJRAの芝短距離で2勝を追加。昨夏の北海道復帰後は9戦1勝だが、相手なりに走れるタイプだといえる。

ダモンデ 2歳時に水沢の南部駒賞を含む3勝を挙げ、昨年は苦戦が多かったが、今年は6戦4勝、3着2回と大崩れなし。今回の相手は強力だが、善戦以上が見込めそうだ。

アップトゥユー 2歳時に川崎のローレル賞を制し、3歳時は東京プリンセス賞で2着。北海道に戻った昨年以降は牝馬重賞で善戦までだが、最近は短距離での成績が安定している。

カツゲキライデン 昨年はグランシャリオ門別スプリントとこのレースを連勝したが、今年の成績はいまひとつ。それでも最近2戦の内容からは、徐々に上昇している感がある。

ナリユキマカセ 昨年は好走続きの勢いでこのレースに参戦して、ハナ差2着と惜敗。今年は6戦して善戦までという成績だが、時計がかかる展開になれば上位食い込みが可能だろう。

ジョウラン JRAのダート短距離で2勝を挙げ、その後は大井を経て北海道に移籍。前走はA3下クラスを好時計で制しており、ここに入っても善戦以上が狙えそうだ。

ディナスティーア JRA時の勝利は地方条件交流戦でのひとつだけだが、昨年の北海道移籍後はヒダカソウカップを含めて3勝をマーク。ただ、この距離では時計的に厳しいかもしれない。

トゥルッリ JRA時に芝とダートで計3勝を挙げたが、昨年の北海道移籍後は善戦まで。今回もどこまで差を詰められるかというところだろう。

タイセイエクレール JRA時は芝1200メートルで1勝し、ダート1400メートルで4勝。北海道移籍後は北海道スプリントカップJpnIII以外で善戦しているが、ひと押しに欠ける感はある。

そのほか、フィールザスマート、トルシュローズ、シンボリタピットが出走する。

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   レースの狙い
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ダモンデは最近の成績が良好で、ここでも先行してしぶとく粘る走りが見込めそう。ジョウランは前走の時計が優秀で、ここでもそのスピードを再現できれば押し切りが狙える。昨年の覇者カツゲキライデンは徐々に上昇している感があり、善戦以上の可能性がありそう。短距離で好走続くソルサリエンテも押さえたい。フジノパンサー、ナリユキマカセはひと押しに欠ける感はあるが、連下の穴として挙げておきたい。


エトワール賞〔H3〕(ビッグアーサー賞)一般オープンの出走表はこちら
 

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