重賞レース直前情報
■2019年08月14日
第19回サマーチャンピオンJpnIII(佐賀)

8月14日(水)に佐賀競馬場で、第19回サマーチャンピオンJpnIII(3歳以上・1400メートル・16時30分発走予定)が行われます。JRAからはスマートレイチェル、ヒザクリゲ、ナンチンノン、シャインヴィットゥ、グランドボヌールが出走。地方他地区からはコスモマイギフト(笠松)ら2頭が遠征。地元佐賀勢はオウノミチら4頭が迎え撃ちます。11頭の熱き戦いにご期待ください。

*********
過去の傾向
*********
過去5年で3着以内に入った馬の内訳は、中央馬が11頭で地方馬が4頭となっている。中央馬の好ステップはプロキオンステークスGIIIだったが、同レース組は減少傾向。とはいえ、大敗馬でも巻き返してくる可能性が高く、出てくれば有力ではある。代わりに多くなっているのがオープン特別組。基本的には1400メートルに出走していた馬で、こちらも大敗馬の巻き返しがある。前走ダートグレード組は案外少なく、2018年3着のヨシオや、15年3着のレーザーバレットといった前走2着馬が好走傾向にある。あとは、前走1600万クラスを勝ったばかりのウインムートが、17年に1番人気で3着。メンバー的には、格下馬でも勢いがあれば十分乗り切れるレースだ。

************
JRA所属馬短評
************
スマートレイチェルは1600万クラスでの生活が長かったが、前走シドニートロフィーでようやく勝利した。本質的には平坦向きで、先手を奪うことができればしぶとい。いきなりオープンクラスでどうかだが、自分の競馬はできそうだ。

ヒザクリゲは前走やまびこステークスも制し、3連勝。ダートコースに入り行き脚がつくと、3番手で追走。最後の直線に入ったところでは、反応がやや鈍ったようにも見えたが、しぶとく脚を伸ばして追い比べを制した。好位から抜け出すスタイルが板についてきたのは大きい。距離延長はカギだが、1400メートルが長いという感じはしない。

ナンチンノンは二けた着順が続き、不振から脱出できていない。年齢的にも一変はどうか。

シャインヴィットゥはオープンクラスに上がってから2戦続けて大敗。前走は東京1400メートルということもあり、苦しいレースではあった。現状このクラスでは厳しいかもしれないが、時計がかかる馬場の方に適性があるタイプだろう。

グランドボヌールは芝から矛先を変えてきた。ダートは未勝利時代に走り、散々な結果。かなり厳しいようにも見えるが、距離が長かったのも確か。半兄のゴーイングパワーやゴーインググレートがダートの短距離でかなり勝っている。血統的に本馬がダートに向かないというわけではないので、軽視はできないかも。

*************
地方所属馬短評
*************
中央勢は手薄なのだが、地方勢はもっと手薄。さすがに厳しそうだ。

*************
予想のポイント
*************
3連勝中のヒザクリゲに注目。前走の走破時計はたいしたことないかもしれないが、レース内容は非常に良い。クラスが上がり、ハイペースになってもうまく立ち回れそうだ。実績馬がいない今回のメンバーであれば、一気の重賞制覇も十分可能だろう。スマートレイチェルは逃げ馬の割には安定感もあるので、有力視してみたい。グランドボヌールはダートの短距離で一変できるかどうか。シャインヴィットゥは地方のダートならばもう少しやれるだろう。


サマーチャンピオン(Jpn3)オープンの出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。