重賞レース直前情報
■2019年08月11日
第31回ばんえいグランプリ(帯広)

8月11日(祝・日)にばんえい帯広競馬場にて、第31回ばんえいグランプリ(3歳以上・20時05分発走予定)が行われます。夏の古馬による頂上決戦には8頭が参戦。そのうち7頭の負担重量が同じですから、実績上位の馬にとっては有利な条件といえるでしょう。ただ、今年の夏の帯広地方は雨が多く、馬場にはある程度の水分が残りそう。それを味方につけて台頭してくる馬がいるかどうか、その点には注意が必要でしょう。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気は1勝、2着1回といまひとつだが、連対馬はすべて4番人気以内となっている。連対馬はすべて、その年の旭川記念に出走。その年の旭川記念を制した馬が3着以内に入っている。6から7歳が1頭だけ連対しているのが特徴的。前走がオープンまたはビッグウエイトカップで4から5着だった馬が、3着以内に1頭だけ入っているというデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
カンシャノココロ 昨年のこのレースでは5着に入り、その後に好成績を残したが、今年は差のある敗戦が続いている状況。馬場が軽くなるのは歓迎でも、ここでは力量的に厳しいだろう。

コウシュハウンカイ 今シーズンは重賞で3回とも2着または3着に入り、オープンで2勝と良好な成績。ただし、このレースでは4年連続で2着から4着までとなっている。

センゴクエース 昨年のこのレース2着馬で、それ以降にばんえい記念と北斗賞を制覇。重賞になると善戦までという傾向はあるが、実力的に無視できない存在だ。

メジロゴーリキ 現在は9戦連続で2から4着という成績で、全体的にも善戦傾向があるタイプ。今回も大崩れの可能性は低そうだが、連下までという評価が妥当だろう。

ミノルシャープ 旭川記念で2着に入ったが、北斗賞では6着。馬場が軽くなりそうなのは歓迎でも、地力的に劣勢という感は否めないところだ。

ソウクンボーイ 重賞タイトルは2歳時のひとつだけで、最近は5戦連続で勝ち馬から20秒以上の差で大敗。その状況では、ここで一変するとは考えにくい。

オレノココロ 3年前と昨年のこのレース優勝馬で、今シーズンも重賞を2勝。前走の北斗賞は久々に差のある敗戦を喫したが、それでも評価を下げるわけにはいかない存在だ。

シンザンボーイ 昨年のこのレース3着馬だが、年明け以降の成績はいまひとつで、最近は5戦連続で6着以下。負担重量という点でも厳しい戦いが予想される。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
オレノココロは前走での行き脚がいまひとつだったが、今回の条件なら巻き返す可能性が高そう。センゴクエースは連勝中の勢いを含めて、昨年の2着以上が期待できる。コウシュハウンカイは首位争いが続いており、今回も崩れることはないだろう。メジロゴーリキは詰めひと息の現状だが、ここでも上位争いに加わる可能性は十分。ミノルシャープは最近2戦がいまひとつでも、旭川記念2着の実績があるだけに連下の穴として挙げておきたい。


ばんえいグランプリ(BG1)3歳以上選抜別定の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。