重賞レース直前情報
■2019年08月15日
第48回くろゆり賞(笠松)

8月15日(木)に笠松競馬場にて、第48回くろゆり賞(3歳以上・1600メートル・16時20分発走予定)が行われます。昨年よりも賞金額が大きく増えた重賞には、大井と兵庫から各1頭が参戦。対する地元勢からは、今回が休養明けとなるカツゲキキトキトに注目が集まるでしょう。それでもこのレースは、人気薄の馬が上位に食い込むことがある傾向。台風による雨の影響がどの程度なのかという点にも注意する必要があるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は4年前を除いて3着以内に入線。1から3番人気馬のうちの2頭が3着以内に入っている。前走がその年の7月の東海地区重賞だった馬が1頭だけ連対。連対馬の組み合わせは“3走前が2着以内”と“3走前が3から5着”となっているのが特徴的だ。なお、過去5年ともゼッケン6から8番の馬が優勝している。

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    出走馬短評
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モズオラクル これまでの勝ち星はB級までで、A級では2走前に2着があるが、このメンバーに入っては劣勢が明らか。初めての重賞出走という点も含めて厳しい。

ストーミーワンダー JRA未勝利から笠松に移り、移籍2戦目から12戦連続連対で一気に上昇。今年は重賞を3勝しており、ここでも差し脚に要注目だ。

ペリステライト 兵庫からの遠征馬。JRA時に地方条件交流戦で勝利を挙げ、その後は兵庫に移ってひと押し不足の成績。それでも現在は9戦連続で5着以内と、善戦傾向を持っている。

ハヤブサマカオー 大井からの遠征馬。2歳時に兵庫ジュニアグランプリJpnIIを制した実績は上位で、大井での2戦も上々。小回りコースへの対応力もありそうだ。

ドリームスイーブル 北海道から笠松に移って2歳戦を2勝し、3歳時に金沢のMRO金賞を勝利。相手なりに走れるタイプで、前走が大敗でも距離延長はプラスだろう。

ラミアカーサ JRA時にダート短距離で3勝を挙げ、その後は兵庫で3勝を追加。しかし今年の成績はいまひとつで、ここでは少々厳しい感が否めない。

デジタルフラッシュ JRAのダートで3勝を挙げ、昨秋の笠松移籍後も好走が続いたが、最近は右肩下がりの成績。その状況では、ここで一変があるとは考えにくい。

カツゲキキトキト 昨年のこのレース優勝馬だが、約3カ月半ぶりで臨んだ一昨年はハナ差2着。その点は気になるところだが、実力的にここで崩れることはないだろう。

ヴェリテ 愛知所属時にオープン特別を7勝したが、昨夏の笠松移籍後は21戦して3回の2着が最高という成績。相手なりに走れるタイプでも、今回のメンバーは強力だ。

モリデンルンバ 3歳時に浦和のニューイヤーカップを制した実績はあるが、昨年以降は苦戦続き。笠松での2戦も大差負けという状況では、強調するのはむずかしい。

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   レースの狙い
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カツゲキキトキトは約3カ月ぶりの実戦だが、地力で押し切る可能性が高そう。ハヤブサマカオーはスタートがカギだが、実力的に首位争いが期待できる。差し脚を長く使えるストーミーワンダーにも上位に食い込む余地がありそう。ドリームスイーブルは今回の距離なら善戦の可能性が考えられる。流れ込みタイプのペリステライトにも要警戒。


くろゆり賞(SP1)3歳以上・オープンの出走表はこちら

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