重賞レース直前情報
■2019年08月16日
第51回摂津盃(園田)

8月16日(金)に園田競馬場にて、第51回摂津盃(3歳以上・1700メートル・20時00分発走予定)が行われます。今年は混戦の感があるメンバー構成で、さらに台風の影響でかなりの水分を含んだ馬場になりそうです。予想にはその点を考慮することが必要でしょうが、ペース次第では差し馬も届く可能性が出てきそう。この距離が合うかという点を含めて、手広く構えて臨むほうがいいかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は2勝、2着1回。昨年は1→2→5番人気の順で決まったが、それ以外の年は2番人気以内の馬が1頭だけ連対している。3走前までに重賞で2着以内に入っていた馬が1頭以上連対。2走前が重賞以外で1着だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。ハンデ57キロの馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。

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    出走馬短評
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メイショウヨウコウ 昨秋にA1クラスで勝利を挙げたが、今年は2度の3着が最高着順。この距離で10勝を挙げている点は評価できるが、今回の相手では苦戦しそうだ。

メイショウオオゼキ JRAでは2勝クラス(1000万下)で長らく苦戦が続いたが、兵庫移籍後は好走続き。前走の名港盃は4着だったが、園田では6戦とも3着以内という安定感がある。

エイシンホクトセイ 2歳時に北海道2歳優駿JpnIIIで3着に入り、その後も大井と園田で勝ち星を重ねてきたが、昨夏以降は苦戦続き。最近の成績的にも強調しにくい。

ヒダルマ JRA時は15戦未勝利だったが、兵庫移籍後は11戦11勝。園田ではすべて1400メートルに出走しているが、タイプ的に中距離にも対応可能だろう。

モズフレミントン JRA未勝利から兵庫に移って2勝を挙げ、JRAを経て再び兵庫に戻って7連勝。兵庫大賞典では4着だったが、前走で出遅れて大敗した点は気にかかる。

コーナスフロリダ 3歳秋までに兵庫ダービー、西日本ダービーを含む7勝を挙げたが、長期休養明けから復帰した今年は苦戦続き。それでも地力的に無視しにくい感はある。

スリーピーアイ 2歳時に北海道で2勝を挙げ、その後は兵庫に移って兵庫ダービーをアタマ差で2着。しかしその後の成績からは、よほどの前崩れにならないと厳しそうだ。

ミッレミリア JRA未勝利から兵庫に移ってA1クラスまで一気に上昇し、2017年の園田金盃で2着。しかしその後は未勝利で、昨年のこのレースでは最下位だった。

タガノヴェリテ JRA未勝利から兵庫に移って3勝を挙げ、JRAに戻って4勝を追加。園田競馬場の1700メートルでは、昨年の摂津盃1着を含めて連対率100パーセントとなっている。

エイシンミコノス JRA未勝利から兵庫に移って以降は大崩れが少ない成績だが、重賞では昨年の摂津盃3着が最高着順。最近の成績からも、ここでは底力不足の感が否めない。

マコトタリスマン JRAのダート中距離で勝利を挙げ、昨年9月の兵庫移籍後は11戦9連対。六甲盃では4着だったが、この距離なら善戦以上が見込めそうだ。

キクノステラ JRAでは未勝利だったが善戦多数で、園田競馬場では3着内率100パーセント。最近2戦はひと押し不足の結果だが、地元戦なら崩れる可能性は低いだろう。

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   レースの狙い
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不良馬場になる可能性が高そうで、道中の流れは速くなりそう。となれば、好位差しの形が取れそうなメイショウオオゼキが有利になりそう。堅実に差を詰めてくるタガノヴェリテもチャンスだろう。マコトタリスマンは今回も主導権を取れれば、前走圧勝の再現が狙えそう。ヒダルマは距離延長での重賞挑戦だが、折り合いひとつで首位争いに加わってきそうだ。キクノステラは最近2戦がいまひとつでも、流れ込みには警戒しておきたいタイプといえる。


摂津盃重賞13歳以上登録馬 の出走表はこちら

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