重賞レース直前情報
■2019年09月03日
第15回イヌワシ賞(金沢)

9月3日(火)に金沢競馬場にて、第15回イヌワシ賞(3歳以上・2000メートル・16時55分発走予定)が行われます。今年は北海道から1頭、兵庫から2頭、愛知から1頭が参戦。そして遠征馬はすべて重賞での実績がありますから、地元勢にとっては手ごわい相手が揃ったといえます。それでもこのレースは白山大賞典JpnIIIへのトライアル戦。地元所属馬も上位争いに加わりたいところでしょう。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。1番人気馬は3着以内に入線。3着内馬15頭のうち13頭は単勝3番人気以内で、連対馬はすべて単勝3番人気以内となっている。最近4年は2走前が重賞だった馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。また、最近4年は他地区からの遠征馬が1頭以上連対している。連対馬の組み合わせは、ゼッケン1から7番の馬と8番以降の馬となっている。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
ゴーインググレート JRAで5勝を挙げ、オープンでも善戦歴があるが、大半は短距離に出走。金沢では4戦して3着以内が3回と上々で、今回も先行策から粘りたいところだ。

ミスアンナ 2歳時に北海道の一般戦で勝利を挙げ、その後は南関東で4勝。金沢では8戦とも5着以内と安定しており、地元の利をいかしての善戦以上に期待ができる。

マイネルリボーン イヌワシ賞では2014年が3着、2017年が4着で、昨年は6着。昨年6月の勝利を最後に勝ち星から遠ざかっているが、それでも相手なりに走れる面を持っている。

キヨマサ 兵庫からの遠征馬。九州産馬限定の霧島賞を3勝しているが、ここに入ると力量的に劣勢。それでも長く使える差し脚がいきる流れなら、上位食い込みが可能だろう。

ブラックビアド 大井で9勝を挙げたが、休養から復帰した昨年は苦戦。金沢では今春の移籍初戦を制したが、重賞では2回とも差のある敗戦を喫している。

ドラゴンエアル 北海道からの遠征馬。南関東で重賞を制したが、北海道では4勝のうち重賞勝利はひとつだけ。それでも今回の顔ぶれなら、しぶとく粘る可能性がありそうだ。

カツゲキキトキト 約3カ月ぶりの実戦となったくろゆり賞は2着だったが、その後の上積みは大きそう。この距離も歓迎材料といえるだけに、今回は負けられないところだろう。

タガノゴールド 兵庫からの遠征馬。JRAのダート中距離で5勝を挙げ、兵庫移籍後は重賞を3勝。現在は4戦連続で3着以内と安定している点も強調できる。

カレンラストショー JRAの芝中距離で4勝を挙げ、金沢移籍後は4戦1勝。前走は遠征帰りとはいえ、良馬場で大敗という結果を見ると、降雨の予報は歓迎材料といえそうだ。

ティモシーブルー JRAのダートで勝利したが、その後は善戦止まりで昨年は大敗の連続。しかし金沢では移籍3戦目から百万石賞を含む4連勝。今回もその勢いには注目できる。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
カツゲキキトキトは前走2着でも地力断然で、引き続き首位争いが濃厚。しぶとく差を詰めてくるタガノゴールドを相手筆頭に指名したい。ドラゴンエアルは今回のメンバーなら善戦以上が十分。ティモシーブルーは差し脚を長く使えるタイプで、ここでも仕掛けひとつで上位食い込みが考えられる。マイネルリボーンは今回も流れ込みが狙えそうで、3連勝式の候補として少々マーク。


イヌワシ賞(白山大賞典TR)3歳以上(地方全国交流)の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。