重賞レース直前情報
■2019年09月01日
第16回ロータスクラウン賞(佐賀)

9月1日(日)に佐賀競馬場にて、第16回ロータスクラウン賞(3歳・2000メートル・18時00分発走予定)が行われます。九州ダービー栄城賞の3歳二冠を制し、古馬重賞でも勝利を飾ったスーパージンガが注目の的になりますが、同馬は前回が競走除外。そのあたりを含めた検討が必要になりそうです。今週の佐賀県は豪雨に見舞われましたから、佐賀競馬場でもその影響は大きそう。その点にも注意しておくべきでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(昨年までは9月下旬以降に実施)。1番人気が5年とも勝利。一昨年は1→8→7番人気の順、3年前は1→6→10番人気の順で入ったが、それ以外の年は3番人気以内の馬が3着までを独占した。連対馬10頭のうち9頭は通算4勝以上。2走前に古馬混合戦または重賞で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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テイエムヒッパシレ JRA未勝利から佐賀に移って4勝をマーク。九州ダービー栄城賞では差のある6着に敗れたが、その後は連戦続きでも徐々に上昇している感がある。

スーパージンガ 佐賀皐月賞、九州ダービー栄城賞を制し、佐賀王冠賞も勝利。前回は競走除外だったがその影響は軽微なようで、同世代が相手なら負けられないところだ。

ニシノバモス 2歳夏はJRAで善戦したが、秋以降は大敗の連続。佐賀移籍後は2着が1回あるものの、それ以外の7戦はすべて大敗を喫している。

ニュールック 北海道では4戦とも善戦し、佐賀では移籍初戦からJRA認定戦を含む4連勝をマーク。しかし3月以降の成績はいまひとつだ。

ヒトヨノユメ JRAでは4戦とも大敗したが、佐賀では移籍初戦から3連勝。競走除外明けの前走は大敗したが、この距離でも差し脚が届く可能性がある。

ヒゲクレイジー 北海道の一般戦で勝利して、昨秋の浦和で通算2勝目をマーク。その後は高知の金の鞍賞で2着に入ったが、最近5戦は差のある敗戦が続いている。

ツヅミボシ 北海道で9戦して3着2回、4着4回と善戦し、佐賀移籍5戦目で初勝利。その後は2着が1回あるものの、中距離では3回とも大敗だった。

オーチンハラショウ デビュー戦からひと押し不足で、前走が通算21戦目での初勝利。それでも花吹雪賞2着、九州ダービー栄城賞3着と相手なりに走る面を持っている。

ニチウォ ここまで24戦2勝でも、5着以内が19回。しかし佐賀皐月賞では3着だったが、それ以外の重賞では4回とも勝ち馬から2秒差以上で敗れている。

そのほか、テイエムヨカンゲナが出走する。

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   レースの狙い
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スーパージンガは競走除外明けでも、今回の顔ぶれなら力量的に断然。相手は混戦だが、前走が初勝利でも相手なりに走れそうなオーチンハラショウを筆頭に取る。テイエムヒッパシレは今回も単騎逃げからの粘り込みがありそう。ヒトヨノユメは前走で大敗したが、競走除外明け2戦目なら差し脚発揮が期待できる。ニュールックは苦戦続きだが、メンバー的に3連勝式の候補として挙げておく。


ロータスクラウン賞(インカンテーション賞3歳オープンの出走表はこちら

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