重賞レース直前情報
■2019年09月08日
第27回青藍賞(盛岡)

9月8日(日)に盛岡競馬場にて、第27回青藍賞(ダート1600メートル・18時10分発走予定)が行われます。2012年以降は水沢競馬場で実施されていましたが、今年は1カ月後のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIと同じ舞台。今年の10頭は近走成績が良好という馬が多く揃いました。しかし今年のメンバーには、5走前までにダートグレードに出走していたという馬がゼロ。混戦となる可能性が高いと考えるべきかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(5年とも水沢競馬場で実施)。1番人気は2着以内に入線。前走が2着以内だった馬が1頭以上連対している。通算12から15勝を挙げている馬が1頭だけ連対。連対馬10頭のうち7頭は、5歳以下となっている。過去5年とも、2走前までにすずらん賞に出走していた馬が3着に入っているというデータもある。

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    出走馬短評
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グランユニヴェール 2歳時に大井で3勝を挙げ、重賞でも好走したが、3歳以降は南関東で勝ち星なし。それでも昨秋の岩手移籍後は4勝を挙げ、前走は同距離で圧勝している。

エンパイアペガサス 3歳時に岩手ダービーダイヤモンドカップを勝ち、4歳時に船橋で重賞を制した実績は上位だが、今回は休み明け。タイプ的に盛岡1600メートルという条件も課題だろう。

エルノヴィオ JRA未勝利から岩手に移って上昇し、岩手ダービーダイヤモンドカップで2着に健闘。その後は苦戦が多かったが、3走前からは好成績。しかし今回の相手は強力だ。

ワキノヒビキ JRAの芝短距離で3勝を挙げたが、今春の兵庫移籍後は大敗の連続。3走前の水沢では逃げ粘ったが、ここでは苦戦必至だろう。

ダイチラディウス JRAの芝中距離で1勝を挙げたが、昇級後はいまひとつ。それでも岩手移籍後は徐々に上昇して、今季は5戦とも3着以内に入っている。

ハドソンホーネット 船橋で3勝して、岩手ダービーダイヤモンドカップでの2着を経て、再び船橋で4勝を追加。2走前から岩手に移って連勝という成績なら、この距離でも押し切りが狙えそうだ。

レプランシュ 通算2勝はJRAの芝で2歳時に挙げたもので、昨夏以降は苦戦続き。岩手移籍後も差のある敗戦が続いている状況では、ここで一変があるとは考えにくい。

キングジャガー 岩手ダービーダイヤモンドカップと不来方賞を制したが、昨年以降はひと押し不足という成績。それでも最近4戦はすべて2着と、逃げてしぶとい面を見せている。

ヤマニンボアソルチ この夏にA二クラスで2勝を挙げたが、実績的に劣勢。この距離への適性はあっても、今回の相手では苦戦必至と言わざるをえない。

ロジストーム JRAの芝中距離で勝利を挙げ、その後は南関東で4勝を挙げて、昨年は水沢で白嶺賞を勝利。今季は3戦3勝と好調で、コース替わりでも首位争いが期待できる。

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   レースの狙い
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ロジストームは休み明けの前走を快勝しており、今回も先行策から押し切れそう。ダイチラディウスは差し脚を長く使えるタイプで、ここでも首位争いが可能だろう。ハドソンホーネットは休み明けだが主導権を取れれば粘り込みが十分。エンパイアペガサスも休み明けで距離も微妙だが、地力的に無視しにくい存在といえる。善戦続くキングジャガー、前走圧勝のグランユニヴェールを連下の穴として挙げておきたい。


青藍賞(M2)オープンの出走表はこちら

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