重賞レース直前情報
■2019年09月03日
第30回秋の鞍(名古屋)

9月3日(火)に名古屋競馬場にて、第30回秋の鞍(3歳・1800メートル・16時10分発走予定)が行われます。昨年までは9月中旬または下旬に実施されていましたが、ダービーグランプリが10月6日になったことで、この重賞も日程が移動。今年は兵庫からの2頭を含む12頭立てになりました。そのなかで人気を集めそうなのは、前走の名港盃でデビューからの連勝記録が途切れたエムエスクイーン。ここで復活となるのか、注目です。

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    過去の傾向
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この条件で実施された過去4年の結果をみていく。1番人気馬は3勝。2番人気馬が4年とも3着以内に入っている。東海ダービーまたは兵庫ダービーで2着以内に入っていた馬が1頭以上連対。2走前が重賞で1着だった馬が1頭だけ連対している。2走前までに6から8着があった馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。

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    出走馬短評
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エムエスクイーン デビューから11連勝で東海ダービーを制したが、初の古馬戦となった名港盃は主導権を取れずに8着。その影響は心配だが、3歳戦なら巻き返しが必至だ。

マイネルカピターノ JRAでは3戦とも芝中距離で大敗を喫し、愛知移籍後に4勝をマーク。しかし最近3戦はいまひとつの成績では、ここで一変するとは考えにくい。

オイコイケ 勝ち星は2歳6月に挙げたひとつだけだが、重賞では3着1回で4着が2回。ハイペースからの前崩れが好走する条件で、展開次第で浮上してくる可能性はある。

マイネルゾンターク JRAでは芝中長距離に出走して、3戦とも大敗。それでも愛知では移籍初戦から4連勝を挙げ、東海ダービーでも4着とまずまずの成績を残している。

コスモポルベーラ JRAでは芝で4戦していずれも大敗。愛知移籍後は下級条件で2勝を挙げたが、今回の相手では岡部誠騎手とのコンビでも厳しい戦いになりそうだ。

コマガイム ここまで25戦して未勝利だが、2着10回、3着と4着が各6回と、善戦傾向がある成績。現在も7戦連続で3着以内となっているが、距離延長は微妙かもしれない。

アッパレダイテン 北海道では未勝利だったが、愛知に移って3勝をマーク。しかし時計的には平凡で、地力的に劣勢という感が否めない。

アップショウ 昨夏の2歳デビュー戦を制し、ゴールドウィング賞2着、駿蹄賞4着に入ったが、最近の成績はいまひとつ。立ち回り次第でどこまで粘れるかというところだろう。

ユノートルベル 兵庫からの遠征馬。JRAでは苦戦が続くも、兵庫では2勝を挙げて、5着を外したのは佐賀遠征の1回のみ。今回も流れ込んでくる可能性は十分ある。

オオエフォーチュン 兵庫からの遠征馬。ここまで12戦のうち10戦が3着以内で、菊水賞で4着、兵庫ダービーで3着と善戦。今回もその差し脚には要警戒だ。

マイネルシウン JRA在籍時の4戦はすべて大敗だったが、愛知移籍後は8戦とも4着以内で、徐々に上昇している様子。それでも時計的には劣勢で、距離延長も微妙に映る。

そのほか、ジュンサナエが出走する。

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   レースの狙い
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エムエスクイーンは前走が大敗だったが、3歳限定戦で今回の顔ぶれなら逃げ切り濃厚。相手は混戦だが、相手なりに走れるユノートルベルを筆頭に指名したい。まくり脚があるオオエフォーチュンにも要警戒。堅実に差を詰めてくるマイネルゾンタークも押さえたい。コマガイムは底力に欠けるがここでも善戦できる可能性がありそう。オイコイケは力量的に劣勢だが、ペース次第で食い込みも。


秋の鞍[トランセンド賞](SP1)3歳オープンの出走表はこちら

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