重賞レース直前情報
■2019年09月12日
第30回オーバルスプリントJpnIII(浦和)

9月12日(木)に浦和競馬場で、第30回テレ玉杯オーバルスプリントJpnIII(3歳以上・1400メートル・16時35分発走予定)が行われます。JRAからはサクセスエナジー、ワイドファラオ、ノボバカラ、ヤマニンアンプリメが出走。地方他地区から遠征はなく、地元南関東勢はノブワイルド(浦和)ら7頭が迎え撃ちます。11頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年の1番人気の成績は【0・2・1・2】と未勝利で近2年は3着以内にも入っていない。前走ダートグレードを勝利していたソルテ(2016年)やタガノトネール(15年)、エーシンビートロン(14年)は馬券対象になったが、前走で負けていた1番人気馬は4着以下に敗れている。基本的には前走ダートグレード善戦馬から中心を選びたいが、この点は注意だ。また、逃げ馬が強い点も特徴。18年は前走浦和の1400メートルで大差勝ちしていたノブワイルド(浦和)が、勢いでここも押し切り金星を挙げた。差し馬でも勝機は十分あるが、その場合でも2、3着には逃げ馬が残りやすい。

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JRA所属馬短評
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サクセスエナジーは前走プロキオンステークスGIIIが9着。マテラスカイが作ったかなり速いペースを2番手から追いかけて末脚をなくしてしまった。今回はワイドファラオとの先行争いがカギになりそうだが、地方のダートグレードであれば崩れる可能性は低いだろう。

ワイドファラオは前走ユニコーンステークスGIIIを逃げ切って勝利。初めてのダートだったが、スピードと先行力をフルに生かして押し切った。ヘニーヒューズ産駒なので、大きいレースを目指すのであれば芝よりもダートの方がいいだろう。

ノボバカラは前走クラスターカップJpnIIIは崩れたが、侮らない方がいいだろう。

ヤマニンアンプリメは重賞3連勝がかかる一戦。再び斤量53キロで出走できるのは大きな強み。今年3月の黒船賞JpnIIIではサクセスエナジーに惜敗しているが、今回は逆転が狙えそうだ。

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地方所属馬短評
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このレース連覇を狙うのがノブワイルド(浦和)。前走はキタサンミカヅキに勝利し、連勝と勢いを感じさせる。JRAのメンバーが昨年よりも若干強い点がどうかだが、好勝負はできそうだ。ダノングッド(大井)は中央から大井へ転厩。実績的には侮れないものがあり、南関東の馬場にマッチすればおもしろい。

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予想のポイント
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3歳馬ワイドファラオがどんなレースをするか。地力・将来性ではこのメンバーで一番だろうが、地方のレースは今回が初めて。取捨は当日のオッズ次第という気もする。ヤマニンアンプリメの安定感や、サクセスエナジーの巻き返しにかける手も十分ある。


テレ玉杯オーバルスプリント(Jpn3)3上オープンの出走表はこちら
 

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