重賞レース直前情報 |
9月1日(日)に帯広競馬場にて、第31回はまなす賞(3歳・4歳混合・20時10分発走予定)が行われます。今年は3歳が2頭、4歳が5頭の7頭立てとなりましたが、この頭数になったのは、牝馬のミスタカシマがいる影響かも。そのほかの6頭のなかには3歳時に二冠を制した馬はいますが、大多数が実績的に劣勢となっています。その力量差を考えて絞っていくか、それとも伏兵に台頭の余地ありとみるのか、その選択がキモでしょう。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(5年前は7月下旬に実施)。1番人気馬は2着2回、3着1回。3番人気馬が5年とも3着以内に入線しており、2から4番人気馬のうちの2頭が3着以内に入っている。3着内馬の内訳は、3歳が7頭で4歳が8頭。ただし、3着までが同じ年齢の馬で独占されたことはない。連対馬の組み合わせは、通算9から12勝の馬とそれ以外の馬となっている。
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出走馬短評
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コウシュハレガシー 3歳三冠がすべて3着で、現在も3戦連続で3着とひと押しに課題があるタイプ。それでも地力は上位で、ここでも善戦以上が狙えそうだ。
ジェイカトレア 今年2月に黒ユリ賞を制したが、好走か大敗というタイプ。最近は8戦連続で勝ち馬から10秒差以上で敗れ、前走が大幅馬体減という現状では今回も厳しい。
アアモンドグンシン 3歳春から7連勝でばんえい大賞典を制覇と躍進し、ばんえい菊花賞で2着、ばんえいダービーで1着と活躍。年明け以降は苦戦したが、最近2戦は好成績を挙げている。
アオノブラック 2歳シーズン三冠で3着、1着、3着と好走し、それ以降も3勝を挙げているが、今シーズンは差のある敗戦が多い状況。それでも地力的には要警戒だ。
キタノユウジロウ 重賞での勝ち星はないが、イレネー記念、ばんえいダービー、ポプラ賞で2着に善戦。前走は5着だったが、大崩れが少ないタイプで無視しにくい存在といえる。
ミスタカシマ 2歳シーズンにナナカマド賞、黒ユリ賞を制し、3歳シーズンではばんえい菊花賞とばんえいオークスを制覇。ポプラ賞は5着だったが、柏林賞を制した実績ならば、今回も首位争いになるだろう。
ジェイコマンダー 2歳時は重賞で善戦したが、3歳時の重賞では4戦とも6着以下。それでも今シーズンは10戦5勝、2着2回の成績で、前走は最下位でも引き続きマークが必要だ。
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レースの狙い
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ミスタカシマは重賞実績が断然で、今回の負担重量なら首位争いになりそう。ジェイコマンダーは最近5戦で1走おきに勝利しており、その順番なら今回は首位争いが期待できる。コウシュハレガシーは詰めひと息の成績だが、ここでも善戦以上が十分。キタノユウジロウも最近の成績が良好で、引き続き首位争いに加わりそうだ。復調気配が感じられるアアモンドグンシンにも要警戒。
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