重賞レース直前情報
■2019年09月01日
第37回ビギナーズカップ(盛岡)

9月1日(日)に盛岡競馬場にて、第37回ビギナーズカップ(2歳・ダート1400メートル・17時40分発走予定)が行われます。今年の出走馬は9頭ですが、そのうち盛岡のダートコースで勝利を挙げた馬はなし。さらにダートが初めてという馬が3頭いますから、難解といえる一戦になりました。力量比較はもちろんのこと、盛岡コースが合うかどうかという推理も重要になるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(昨年までは水沢競馬場で実施)。1番人気は1勝、3着1回。2番人気は2勝、2着1回といまひとつだが、3番人気は5年連続で3着以内に入線。また、最近3年は3から5番人気が3着以内に2頭以上入っている。連対馬はすべて、前走が岩手で3着以内、または前走が他地区。ダート戦で勝利を挙げていた馬が1頭以上連対している。

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    出走馬短評
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リックポコー 盛岡芝のデビュー戦を逃げ切ったが、続く若鮎賞は失速して7着。それでも北海道トレーニングセール出身だけに、初ダートがプラスになる可能性はある。

コパノキャリー 北海道でJRA認定戦を5回連続で2着になり、6戦目は4着。今回は岩手移籍初戦となるが、そのスピードなら押し切りが狙えそうだ。

フィヨルドツアー 北海道では3戦とも差のある敗戦を喫し、岩手では若鮎賞が5着で移籍2戦目が僅差の2着。とはいえ、ここでは時計的に見劣る感が否めない。

ヴィルクザーム 芝の新馬戦は2着でも、勝ち馬からは大差。続く2戦目は3着に粘ったが、3戦目の前走は大敗。ただ、輸送なしで臨めるのはプラスだろう。

フェリスウイング 大井のデビュー2戦目を逃げ切ったが、時計的には平凡。岩手初戦の若鮎賞は馬体増が影響したか大敗したが、叩き一変には警戒しておきたい。

ラブロック 水沢でのデビュー戦を圧勝し、続く盛岡では3着で、前走の若鮎賞は好位のまま4着。その内容からは、距離と盛岡コースが合わないのかもしれない。

オデンセ 芝のデビュー戦は3着で、続く2戦目は出負けから差を詰めるも4着まで。まだ体に余裕がある印象で、コース替わりがプラスかどうかは微妙に映る。

サンエイシャトル 芝の新馬戦を圧勝し、続く若鮎賞は先行して押し切りを狙うも2着。今回は初めてのダートだが、スピードで押し切る可能性は考えられる。

コンバットファスト 芝の新馬戦は2番手追走で2着に入り、2戦目の若鮎賞も好位のまま3着。血統的にダート替わりはプラスだろうが、小柄な馬体は気にかかる。

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   レースの狙い
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コパノキャリーは転入初戦だが、このメンバーなら先手主張から押し切れそう。サンエイシャトルは初ダートにも対応できそうで、ここでも首位争いが期待できる。フェリスウイングは前走大敗も転入2走目でダート替わりなら巻き返しがありそう。ヴィルクザームは前走失速も、盛岡コースで競らずに行ければ残り目が考えられそうだ。リックポコーは前走大敗も、条件替わりなら穴で一考。


ビギナーズカップ(M3)2歳の出走表はこちら

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