重賞レース直前情報
■2019年09月12日
第5回旭岳賞(門別)

9月12日(木)に門別競馬場にて、第5回旭岳賞(3歳以上・外回り2000メートル・20時40分発走予定)が行われます。第1回から第3回までは内回りを使用する1600メートル戦でしたが、昨年からは道営記念と同じ距離。このあとは瑞穂賞が前哨戦の重賞として実施されますが、このレースも重要な一戦となります。出走メンバーは8頭ですが、昨年の覇者と一昨年の覇者、グレードレースの優勝馬がいるなど、かなりの陣容となっています。

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    過去の傾向
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過去4回の結果をみていく(17年以前は内回り1600メートルを使用)。4回とも1番人気馬が優勝。2走前までに2から4着があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。その年の星雲賞を制していた馬が連対。当日の馬体重が500キロ以上の馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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エスシーレオーネ JRA未勝利から兵庫に移って5勝を挙げ、昨夏以降は北海道で12戦して9連対。ただ、昨年の道営記念では8着という成績を含めて、ここに入ると厳しそうだ。

スーパーステション 帝王賞JpnIでは大敗したが、門別競馬場では一昨年の夏から13連勝中。今回の相手は強力だが、この距離なら崩れることはないだろう。

モルトベーネ JRAで重賞を含む7勝を挙げた実績馬だが、昨夏以降は苦戦。北海道での移籍初戦は快勝したが、ここでは首位争いまでは厳しいかもしれない。

ヒガシウィルウィン 東京ダービー、ジャパンダートダービーJpnIを勝ち、昨年の帝王賞JpnIでも5着に入線。最近はひと押し不足の感はあるが、実力的に無視できない存在だ。

コティニャック JRAの中距離(芝含む)で3勝を挙げたが、昨年3月以降は大敗の連続。北海道での3戦も差のある敗戦を喫している状況では、今回も苦戦必至だろう。

ステージインパクト 今年の赤レンガ記念で2着に入ったが、勝ったスーパーステションからは2秒2差。それでも今回と同じ距離では、2017年の道営記念を制した実績がある。

オヤコダカ このレースは3年前、一昨年と連覇したが、その2回はともに1600メートル戦。2000メートルは適性よりやや長いという感はあるが、今季4戦はすべて連対と、堅実な差し脚を見せている。

ハッピーグリン 国内外を問わず芝への挑戦が続いて、ダートを走るのは全日本2歳優駿JpnI以来で、門別での出走も2歳時以来。そこは心配でも、ノーマークにはできない実力ある。

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   レースの狙い
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スーパーステションは今回もマイペースで行けそうで、ここでも首位争いが必至。ヒガシウィルウィンは同厩舎だが、好位からの差し脚が届く可能性が考えられる。オヤコダカは距離がカギだが、仕掛けのタイミングひとつで善戦以上がありそう。ハッピーグリンは久々のダート戦は心配でも、雨の影響が残りそうなのは歓迎材料といえるだろう。モルトベーネは力量的に微妙だが、3連勝式の押さえとして挙げておきたい。


旭岳賞〔H2〕(クリエイター2賞)一般オープンの出走表はこちら
 

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