重賞レース直前情報
■2019年12月31日
第48回園田ジュニアカップ(園田)

12月31日(火)に園田競馬場にて、第48回園田ジュニアカップ(2歳・1700メートル・16時00分発走予定)が行われます。12月23日にホームストレッチの砂が補充された影響で、最後は横に大きく広がるというレースが続いていますが、大晦日もそういう馬場状態になりそう。昨年は1番人気のテンマダイウェーヴが逃げ切りましたが、今年は決め手がある馬を狙うほうがいいかもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は4勝、2着1回。連対馬はすべて5番人気以内で、それ以外で3着以内に入ったのは、一昨年の3着馬が7番人気、4年前の3着馬が10番人気だけとなっている。優勝馬はすべて、2走前までにJRA認定戦を勝利。また、連対馬はすべて、通算の出走数が7戦以下だった。ゼッケン11番または12番の馬が3着以内に1頭だけ入線。田中範雄厩舎が3勝、2着1回と好成績を挙げている。

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   出走馬短評
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リュウノブルック JRAでは大敗が続き、兵庫初戦も最下位に敗れたが、移籍2戦目の前走は先行策から押し切り勝ち。ただ、時計的には平凡だった。

キクノウィング デビュー戦は4着だったが、続く2戦目で初勝利。しかしその後は3戦ともひと押し不足の結果だっただけに、距離延長も含めて厳しいだろう。

エイユーキャッスル デビュー戦から4戦連続2着だったが、5戦目の未勝利戦で圧勝。2走前には1700メートルのJRA認定戦も圧勝した走りは魅力的だ。

コスモピオニール JRAでは4戦とも大敗したが、兵庫移籍初戦は一般戦で大差勝ち。しかしその後のJRA認定戦が2回とも善戦止まりでは、今回も少々厳しそうだ。

ディアタイザン 兵庫若駒賞では5着だったが、ここまで7戦して3着以内が6回と堅実。今回も主導権が取れるかたちなら、逃げ切りが考えられそうだ。

イチライジン デビュー戦は2着だったが、続く2戦目が2着に3秒1の差をつける圧勝。2走前にはJRA認定戦を勝利しており、ここでも上位争いが期待できる。

ビナアルファ 4戦目の一般戦で勝利を挙げたが、JRA認定戦では差のある敗戦という成績。それでも前がもつれる展開になれば、出番が回ってくるかもしれない。

エムティミーナ デビュー戦を快勝し、続く2戦目でJRA認定戦を逃げ切り勝ち。その後の3戦は差しに回っていまひとつだが、展開次第で善戦できる可能性はある。

ガミラスジャクソン ここまで2勝を挙げているが、大敗も多いという成績。展開に注文がつく状況では、よほど恵まれないと厳しそうだ。

ピスハンド デビュー戦を快勝して、続く兵庫若駒賞は差して2着。続く前走のJRA認定戦では詰めひと息で2着だったが、地力的に互角以上といえそうだ。

そのほか、ニコラスタッカート、オーロラフェアリーが出走する。

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  レースの狙い
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エイユーキャッスルは2走前の1700メートル戦で圧勝しており、愛知の岡部誠騎手を起用した点を含めて注目できそう。ピスハンドはキャリア3戦でどうかだが、地力的に互角以上とみて2番手に据える。イチライジンは前走大敗も地元馬同士なら巻き返す可能性が十分。ディアタイザンは展開面が課題になるが、今回も主導権を取れれば粘り込みが可能だろう。コスモピオニールは前がもつれるかたちになれば台頭も。エムティミーナは力量的に微妙だが、3連勝式の候補としてなら一考できる。


園田ジュニアカップ重賞12歳登録馬の出走表はこちら

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