重賞レース直前情報
■2020年01月09日
第21回園田クイーンセレクション(園田)

1月9日(木)に園田競馬場にて、第21回園田クイーンセレクション(3歳牝馬・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。愛知所属の1頭を含む12頭立てですが、今年はそのなかに重賞実績がある馬がほとんどいないというメンバー構成になりました。それでも近走で勝利を挙げた馬は多いですから、上位人気は割れることになりそう。力量の比較が難しい一戦ですから、手広く構えて臨むほうがいいかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は2勝、2着2回。最近3年は単勝6番人気以下の馬が3着以内に1頭だけ入っている。連対馬10頭のうち、18年2着馬を除く9頭は、2走前までに2着以内があった。連対馬は、継続騎乗の騎手同士、または乗り替わりの騎手同士となっている。連対馬はすべて2勝以上で、3勝以上を挙げていた馬が1頭以上連対している。

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    出走馬短評
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レッドシャリオン 北海道でデビュー戦を勝ち、兵庫転入初戦の前走を快勝。今回は距離延長が課題となるが、競らずに先行できれば善戦以上が可能だろう。

メタリフェル 愛知からの遠征馬。過去の2勝はともに2歳2組戦で、重賞では2回とも9着。中9日という日程と時計面を考えると、ここでは厳しい戦いが予想される。

ハリオアマツバメ 10月のデビュー戦を圧勝し、続く2戦目は大敗したが、その後は2戦連続で快勝。そのスピードなら、ここでも先行押し切りが狙えそうだ。

ステラモナーク デビュー戦を制して臨んだ園田プリンセスカップは3着だったが、地元所属馬では最先着。兵庫ジュニアグランプリJpnII以外で崩れていない成績も魅力的だ。

カトゥール ここまで7戦2勝でも、すべて5着以内と安定。それでも今回の相手は強力で、どこまで流れ込めるかというところだろう。

ファルサ 北海道の一般戦で勝利を挙げ、兵庫移籍後は3戦とも善戦まで。馬体重が減少傾向にある点は心配だが、最近2戦の差し脚を再現できれば侮れない。

ドバイキャンドル デビュー戦は大敗したが、立て直した2戦目以降は3連勝を含め4戦連続で連対。前走は出遅れが響いて大敗したが、スタート五分なら巻き返しが狙えそうだ。

キモングラス デビュー戦と2戦目を勝利したが、JRA認定戦では3回とも2着または3着。ひと押しに欠ける感は否めないが、ここでも相手なりに走れる可能性はある。

マルマルマル デビュー戦を制し、2戦目の園田プリンセスカップは11着に敗れたが、2走前にJRA認定戦を勝利。前走は早々に失速したが、地力的に見限れない存在だ。

キクノナナ ここまで4戦3連対だが、JRA認定戦では6着。堅実に差を詰める脚質ではあるが、ここに入ると時計的に劣勢という感は否めない。

そのほか、ネイチャーアモーレ、メイプルシャインが出走する。

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   レースの狙い
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ステラモナークは前走が逃げ切りだったが、今回は好位付けのかたちが取れそうで差し切りに期待。ドバイキャンドルは前走大敗でも先行力上位で、岡部誠騎手起用を含めて注目できる。ハリオアマツバメも素質的に互角以上で先行押し切りに期待。相手なりに走れそうなキモングラスも押さえたい。ファルサはハイペースの展開になれば上位に食い込む余地が出てきそう。マルマルマルは競らずに先行できれば善戦以上が可能だろう。


園田クイーンセレクション重賞23歳牝馬登録馬の出走表はこちら

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