1月1日(祝・水)に名古屋競馬場にて、第22回新春ペガサスカップ(3歳・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。過去2年の元日は東海地区デビュー馬による湾岸ニュースターカップが実施されていましたが、今年はこの重賞が1月中旬から移動。笠松からの3頭を含む12頭立てとなりました。上位拮抗という感があるメンバー構成ですから、どのあたりまで絞るかというところが予想のポイントになるでしょう。
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過去の傾向
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降雪で3月に延期となった2016年を除く過去5回を対象に結果をみていく。1番人気は3勝、3着1回。連対馬はすべて前走が2着以内で、3着馬はすべて前走が3着以内となっている。3着内馬はすべて、過去の出走数が5戦以上。2017年以外は、通算4勝以上の馬が勝ち、通算3勝以下の馬が2着だった。12月に勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対しているというデータもある。
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出走馬短評
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ユーセイシューター 6月の新馬戦を勝ち、その後は3戦連続で差のある敗戦を喫したが、最近3戦は善戦。ひと押しに欠ける感は否めないが、相手なりに走れる可能性はある。
アニマーダ 北海道の新馬戦を制して以後は大敗が続いたが、笠松に移ってからは5戦4連対で3着内率100%。2回目の名古屋遠征なら、前走以上が狙えるかもしれない。
インザフューチャー 新馬戦を圧勝し、続くJRA認定戦も勝利して臨んだゴールドウィング賞は僅差での勝利。今回は休み明けでの実戦だが、先手主張から粘りたいところだ。
マナホクレレ 北海道でJRA認定戦を2勝した実績は上位だが、笠松では移籍初戦が2着で前走が5着。今回も距離が課題だが、コース替わりがプラスになるかもしれない。
エムエスオープン ゴールドウィング賞は体調がいまひとつでも僅差2着に食い込み、前走は先手主張から楽勝。そのスピードを再現できれば、ここでも押し切りが狙えそうだ。
カナグランプリ ここまでJRA認定戦での勝利を含む3勝を挙げているが、時計的に限界がある印象。1600メートルの前走で差のある敗戦を喫した点も不安材料といえる。
メモリーソウル 3戦目に初勝利を挙げ、その後はJRA認定戦で2着に2回入ったが、差のある敗戦も多いという成績。今回も3連勝式の候補まででいいだろう。
バットウタイ 北海道の一般戦で勝利を挙げたが、その後は大敗の連続。愛知移籍後は6戦1勝の成績だが、時計的に劣勢という感が否めない。
ムスターファ 北海道で新馬戦を勝ったが、その後は2戦とも大敗。それでも笠松移籍後は3勝を挙げ、前走は2着に3秒1差をつける圧勝。今回もそのスピードに注目だ。
ツナグ 北海道では未勝利だったが、4戦とも3着以内。愛知では移籍初戦と前走を勝利したが、JRA認定戦では2回とも差のある敗戦を喫している。
そのほか、アップビリオン、ヒーローニシキが出走する。
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レースの狙い
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エムエスオープンは状態ひと息だったゴールドウィング賞でもハナ差2着なら、前走圧勝の実力に期待可能。ムスターファは前走のスピードを再現できれば首位争いになるだろう。インザフューチャーは休み明けだが力量的に互角以上の存在で、この三つ巴を本線としたい。名古屋2回目のアニマーダが連下の筆頭。善戦続くユーセイシューター、メモリーソウルを3連勝式の候補として挙げておく。
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