重賞レース直前情報
■2020年01月04日
第23回名古屋記念(名古屋)

1月4日(土)に名古屋競馬場にて、第23回名古屋記念(4歳以上・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。近走で好走している馬が多いというメンバー構成ですが、そのなかでも重賞実績がある馬に人気が集中しそう。ここしばらくは水分を含んだ馬場状態になっていましたが、正月の晴天続きで徐々に変化しているところ。スピードが出やすい馬場になるのかどうか、予想の前にそのチェックが必要でしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は4勝、3着1回。1から3番人気のうちの2頭が3着以内に入っている。連対馬はすべて、前走が重賞または、その他のレースで3着以内に入っていた。4走前が重賞だったという馬が1頭だけ連対しているのが面白い。3着内馬15頭のうち14頭は5から8歳で、唯一の例外は3年前に4歳で制したカツゲキキトキト。7歳が3着以内に1から2頭入っている。

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    出走馬短評
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サンデンバロン 一昨年のこのレースの勝ち馬で、昨年は2着。最近は勝ち星から遠ざかっているが、それでも善戦傾向は続いている。

エイシンテキサス JRAの短距離戦で3勝を挙げ、地方移籍後は1000メートル以下で重賞3勝。それだけにこの距離では強調しにくい感がある。

モズオラクル 好不調の波がある成績ながら、昨秋以降は6戦連続で3着以内と上昇期に入った様子。今回は展開的に微妙だが、先手を取って粘りたいところだ。

スムーズジャズ 昨春の東海桜花賞で2着に入り、笠松のサマーカップでも2着。前走は流れに乗れずに大敗したが、主戦の戸部尚実騎手に戻れば巻き返しが狙える。

メモリーフェーブル 秋桜賞では10番人気で2着に入ったが、その後の3戦はいまひとつ。前崩れの展開なら出番が回ってくる余地はあるが、条件的には厳しそうだ。

アドマイヤムテキ JRAのダート1400メートルで2勝を挙げたが、5歳以降は大敗の連続。しかし昨秋の愛知移籍後は3連勝して、笠松グランプリで2着と、一気に甦った感がある。

ジューンシェイカー JRAでは9戦連続で大敗したが、愛知移籍後は30戦して3着以内が22回。ただ、この距離ではスピード的に厳しいかもしれない。

ポルタディソーニ ここまで重賞を3勝し、昨秋はゴールド争覇と東海菊花賞で2着。この距離だと時計的に微妙という感はあるが、それでも大きく崩れることはないだろう。

アンタエウス デビューから好走が続き、3歳重賞で2勝を挙げたが、昨年6月以降は重賞で苦戦。それでも前走のA級3組で久々に勝ち、再度の地元で善戦以上を狙いたいところだ。

ゴールドリング 昨年は若草賞と東海クイーンカップで勝利を挙げたが、その後は苦戦続き。名古屋の1400メートルでは5戦5勝だが、力量的に厳しいかもしれない。

そのほか、ヨミが出走する。

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   レースの狙い
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アドマイヤムテキは後方からの競馬になった笠松グランプリでも好走しており、地元コースなら先手主張から押し切れそう。ポルタディソーニは距離が微妙という感はあるが、地力的に善戦以上が可能だろう。サンデンバロンは詰めひと息の近況でも、このレースでは2年連続で連対しているだけに侮れない存在。引き続き地元戦に出走するアンタエウスにも警戒しておきたい。流れに乗れそうなスムーズジャズ、地元コースで安定しているゴールドリングが3連勝式の候補。


名古屋記念(SP1)オープンの出走表はこちら

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