重賞レース直前情報 |
1月9日(木)に笠松競馬場にて、第25回白銀争覇(4歳以上・1400メートル・15時40分発走予定)が行われます。今年は兵庫と金沢から各2頭が参戦しての10頭立て。その10頭とも前走が4着以下という点は、例年と違うところです。力量比較が難しいメンバー構成となっているだけに、最近の成績を含めた臨戦過程に注目が必要。この距離が合いそうな馬を重視する手があるかもしれません。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝しているが、2着と3着はなし。昨年は1→3→2番人気の順で入ったが、それ以前の3年は6番人気以下の馬が3着以内に1から2頭入っていた。4走前までに重賞で3着以内があった馬が1頭だけ連対。2走前までに重賞以外のレースで3着以内があった馬が1頭だけ連対しているデータもある。
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出走馬短評
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モズオラクル 6戦連続3着以内と好調な勢いで名古屋記念に臨んだが、先手を取れずに最下位。そこから中4日でのレースでは、今回も厳しい戦いが予想される。
メモリートニック 最近は好走と大敗の差があるタイプだが、2走前にはオープン特別を勝利。笠松では重賞で3着が3回の実績もあり、ノーマークにはしにくいタイプといえる。
エイシンエンジョイ 兵庫からの遠征馬。北海道と大井で各2勝を挙げ、昨春の兵庫移籍初戦から7戦連続3着以内。笠松グランプリは大敗したが、この相手なら巻き返し可能だ。
トウショウデュエル 金沢からの遠征馬。JRAのダート短距離で3勝を挙げ、2走前の金沢初戦を勝利。中日杯は大敗したが、この距離ならば善戦以上が考えられる。
ストロベリーキング JRAの1800メートルで2勝を挙げ、笠松では5勝をマーク。重賞では2回とも差のある敗戦を喫しているが、今回の相手なら流れ込みが狙えるかもしれない。
チェゴ 2歳時にラブミーチャン記念とライデンリーダー記念を制し、その後は北海道で3勝、船橋で2勝を追加。今回は再転入初戦となるが、ここでも通用する可能性は十分ある。
スターレーン 兵庫からの遠征馬。一昨年1月を最後に勝利していないが、善戦傾向があるタイプ。それでもひと押し不足だけに、善戦以上までは見込みにくい。
スティンライクビー JRA未勝利から岩手に移って3勝を挙げ、JRAに戻って3勝をマーク。前走の移籍初戦は距離不適で失速したが、この条件なら巻き返しが可能だろう。
ミキノグランプリ 金沢からの遠征馬。JRAのダートで3勝を挙げたが、金沢では15戦して2勝の成績。先手主張が好走の条件のようで、今回も展開次第となりそうだ。
そのほか、ヴェゼールが出走する。
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レースの狙い
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逃げ先行タイプが多い顔ぶれなら、差し脚があるトウショウデュエルが展開的に恵まれそう。エイシンエンジョイは笠松グランプリで大敗したが、ここなら地力上位といえるだろう。移籍2戦目で距離短縮のスティンライクビーにもチャンスがありそう。チェゴは地力的に互角以上で、善戦以上が考えられる。流れ込みが狙えそうなストロベリーキング、安定感に欠けるが地力があるメモリートニックも押さえたい。
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