重賞レース直前情報 |
1月2日(木)に帯広競馬場にて、第42回帯広記念(4歳以上・16時10分発走予定)が行われます。正月開催の注目レースは、ばんえい記念に次ぐ高重量戦。そしてここでの結果はばんえい記念にも通じるだけに重要な一戦と言えるでしょう。出走各馬は前走から負担重量が一気に増加しますので、その点には注意が必要。高重量への適性を加味して予想する必要がありそうです。
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過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気馬は1勝、3着1回のみ。15年は6→8→9番人気の順で決着しており、3着内馬15頭のうち7頭が単勝5番人気以下と伏兵の台頭も多い。近3年は負担重量920キロの馬が勝利。連対馬10頭中9頭が当日の馬体重1100キロ以上。1着馬は前年の北見記念またはドリームエイジカップで3着以内に入っていた。
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出走馬短評
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オレノココロ 16、17年そして昨年とこのレースを3勝。夏場は不振が続いていたが、冬場に入ってからはドリームエイジカップ3着など復調がうかがえるだけに、得意の条件で勝機は十分ありそう。
ミノルシャープ 今季古馬重賞に本格参戦し、2度の2着など善戦傾向を示している。900キロの重量は初だが、860キロの北見記念で2着と好走していることから対応できそうな感はある。
コウシュハウンカイ 18年の優勝馬で、今季重賞2勝は実績上位。しかし、北見記念4着など近走はひと息の成績で、前回は出走取消という点が気にかかる。
シンザンボーイ 昨年のこのレースは4着だったが、今季は北見記念で重賞初制覇。その後は3戦して3着2回だが、いずれも勝ち馬から10秒以上離されている内容から善戦以上は厳しそうだ。
センゴクエース 昨年はこのレースで2着し、ばんえい記念を制覇。今季は7月の勝利を最後に不振が続いていたが、ドリームエイジカップを2着としており、復調がうかがえる。
ゴールデンフウジン 今季は重賞で2度の4着が最高着順とひと息の成績。特に800キロ以上の重量では差のある敗戦を喫しているだけに、900キロの今回は苦しいだろう。
そのほか、ソウクンボーイが出走する。
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レースの狙い
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伏兵の台頭も目立つレースだが、復調がうかがえるオレノココロの帯広記念4勝目を期待。センゴクエースは昨年2着のこの条件で復活がありそう。ミノルシャープは初重量もここでも相手なりに走りそう。コウシュハウンカイは近走ひと息の成績だが、実績的にマークが必要だろう。
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