重賞レース直前情報
■2020年02月09日
第30回ヒロインズカップ(帯広)

2月9日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第30回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18時00分発走予定)が行われます。昨年からばんえいの重賞で最も格の高いBG1となっており、古馬女王を決めるのにふさわしい一戦。今年は、2歳、3歳、4歳と牝馬ナンバーワンに輝いている5歳馬ミスタカシマに人気が集まりそうですが、若い牝馬にとっては酷な800キロの高重量とハンデ差をどう考えるか。予想しがいがありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1、2、3着各1回だが、2番人気はすべて3着以内に入っている。前年のレディースカップで4着以内に入った馬が1頭以上連対。なお同レースに不出走で馬券に絡んだのは3、4年前の3着馬のみだ。過去3年では近2走で2着が1回ある馬が1頭だけ連対している。

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    出走馬短評
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ヤマノホシ 昨年のこのレースの4着馬で、以降も、カーネーションカップ2着、レディースカップ4着と牝馬限定の準重賞で善戦。時計がかかる展開なら食い込みがありそうだ。

タナボタチャン 昨年のこのレース7着で、カーネーションカップ8着、レディースカップ7着も自己条件では善戦傾向。今回は阿部武臣騎手へ乗替わり。展開が向けば見せ場以上がありそうだ。

アフロディーテ 牝馬限定重賞ではすべてミスタカシマの2着。レディースカップでも2着に入っており、初の760キロさえ克服できれば上位を狙える。

ナカゼンガキタ 昨年のこのレースで3着の実績は上位だが、今年はオープン格付で20キロ増の790キロ。好走には展開の助けが必要だろう。

メヂカラ 一昨年のクインカップで重賞初制覇したが、その後は平場戦でも大敗が多い成績。一気の重量増では厳しい戦いになりそうだ。

イズミクィーン 初の重賞挑戦だった一昨年のクインカップは8着。昨秋には4連勝するなど力をつけているが、オープン馬相手では荷が重い感。競走除外明けというのも気になる。

フェアリースズ 昨夏から軌道に乗り、B1級からA1級まで昇級。地力強化がうかがえるだけに、昨年の9着から大きく前進が期待できる。

ミスタカシマ 牡馬との対戦だった柏林賞など世代限定重賞6勝。カーネーションカップ1着、レディースカップ3着など古馬同士でも実績を残しており中心視できる。

そのほか、ナカゼンレディー、シンエイボブが出走する。

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   レースの狙い
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ミスタカシマは初の800キロで最大40キロ差のトップハンデだが、牡馬相手でも重賞勝ちの実績は断然。同馬と好勝負を演じているアフロディーテも有力。地力強化がうかがえるフェアリースズにもチャンスがありそう。ヤマノホシとタナボタチャンはともに展開の助けが必要だが、はまれば上位争いに加わる。昨年のこのレース3着のナカゼンガキタまでをマークしておく。


ヒロインズカップ(BG1)4歳以上牝馬オープン別定の出走表はこちら

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