重賞レース直前情報
■2020年02月16日
第45回黒ユリ賞(帯広)

2月16日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第45回黒ユリ賞(3歳牝馬・18時00分発走予定)が行われます。昨年デビューした牝馬の女王を決める一戦にはフルゲートとなる10頭が出走。通算3から6勝と勝利数には差がありますが、全馬にとって初となる負担重量640キロだけに、障害をうまく上げる騎手の技量もポイントになりそう。前走から5頭が乗替わりとなっており、変わり身を見せる馬がいるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は1勝、3着1回で不振。2→4→3番人気で決着した4年前を除き、3着以内に7番人気以下が1頭以上入っており、波乱含みの傾向がある。前走がA級で3着以内だった馬が1頭以上3着以内に入線している。なお過去4年の3着以内馬12頭中7頭は前走から騎手が乗替わっていた。

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    出走馬短評
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キラリ ここまで3勝を挙げ、5走前にはA級2組で2着と好走。しかし、その後はひと息という成績では、一気の重量増で相手強化となる今回は苦戦となりそうだ。

ニセコヒカル 前走A級4組勝ちというのはやや劣勢だが、ナナカマド賞(6着)、南北海道産駒特別(4着)ではともに牝馬最先着。その戦歴から重賞でも好勝負が期待できる。

アバシリルビー 新馬戦から2連勝で臨んだ白菊賞では3着。以降はA級1組で善戦傾向を示しており、前走の3着も上々で上位争いも十分だ。

ヒメトラマジック 白菊賞4着、いちい賞5着と牝馬オープンで善戦。2走前のA級4組では勝利を挙げたが、2組の前走で大敗という成績では少々厳しいだろう。

アヴエクトワ 白菊賞、いちい賞とも2着と牝馬同士なら力量上位。競走除外を挟んだ近2走はともに9着だが、4走前にA級1組を逃げ切った点は評価できる。

エンゼルフクヒメ いちい賞、釧路産駒特別と特別戦を2勝し、ヤングチャンピオンシップでは紅一点で5着と健闘。障害次第では釧路産駒特別で見せた末脚の出番がある。

アーティウィング 最近4戦ではすべて3着以内と地力強化がうかがえる。いちい賞は6着だったが、楽しみな重賞挑戦といえる。

フォルテシモ 白菊賞といちい賞はともに7着だったが、牡馬相手の釧路産駒特別で3着と健闘。その後も堅実に駆けており、前走2着の内容からも好勝負が期待できる。

そのほか、コウシュハハイジー、ミスリオンが出走する。

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   レースの狙い
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アバシリルビーはA級1組で牡馬相手に善戦しており、この条件なら世代女王の座を狙える。特別戦や重賞に実績があるニセコヒカルは重量増にも対応可能とみて2番手評価。地力強化がうかがえるアーティウィングや相手なりに走れるフォルテシモにも警戒したい。同世代の牝馬で最多6勝エンゼルフクヒメは障害次第でチャンスあり。先行しての粘り魅力のアヴエクトワを3連勝式の相手としてマークしておく。


黒ユリ賞(BG2)3歳牝馬オープン定量の出走表はこちら

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