重賞レース直前情報
■2020年02月16日
第7回だるま夕日賞(高知)

2月16日(日)に高知競馬場にて、第7回だるま夕日賞(4歳以上・1600メートル・18時10分発走予定)が行われます。黒船賞JpnIIIの選考競走もいよいいよ3戦目となる今回がラスト。第1戦・大高坂賞(1400メートル)、第2戦・黒潮スプリンターズカップ(1300メートル)の1、2着馬も参戦しています。距離延長となるマイルへの適性を考慮し予想を組み立てる必要がありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。1番人気が3勝、2着1回の好成績。唯一馬券に絡めなかった一昨年も3→2→8番人気で決まっており、5年とも1から3番人気が2頭以上3着以内に入っている。前走で勝利を挙げていた馬が1から2頭連対。2走前が重賞で7着以内だった馬も1頭だけ連対している。なお1着赤岡修次騎手、2着永森大智騎手での決着が3回ある。

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    出走馬短評
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デジタルフラッシュ JRAのダートで3勝を挙げ、笠松に移籍してA級下位で3勝を追加。高知2走目の前走では初戦から大幅に時計を詰め4着だったが、このメンバーでは掲示板確保が精一杯だろう。

サクラレグナム 11歳になっても、大高坂賞で連覇達成と実力は健在。高知転入後初の1600メートル戦になるが、引き続き赤岡修次騎手なら心配は少ないだろう。

スペルマロン 前走の黒潮スプリンターズカップを勝利し、転入後は7戦5勝、2着2回。距離を問わず差し脚を披露するのが魅力だけにここも好勝負になる。

ソーディスイズラヴ 昨年12月の転入後は5戦して、C級で3勝、牝馬の準重賞で3着1回。牡馬相手の重賞では家賃が高い。

アースグロウ 昨年6月の転入初戦では6着だったが、その後は15戦連続で連対。しかし重賞初挑戦となった前走の黒潮スプリンターズカップは6着に敗れており、使い詰めで疲れがあるのかもしれない。

ウォーターマーズ 昨年8月の転入後、重賞を含めすべて3着以内の好成績。ズブい面があるだけに仕掛けどころが難しいが、黒潮マイルチャンピオンシップなど当地のマイルは3戦3勝と得意の舞台だ。

ピオネロ JRA時代は芝で4勝後にダートへ転向し、準オープン、オープンと連勝。実績は上位だが、昨年11月の転入後、重賞では2戦とも4着とひと押し不足の感はある。

ミサイルマン 昨年のこのレースの勝ち馬だが、8カ月半の休養から復帰した昨年12月以降はB級で善戦止まり。しかし実績ある距離で見直せる。

ワイルドコットン 一昨年の珊瑚冠賞以来となる重賞挑戦だが、3走前に約1年7カ月ぶりの勝利を挙げると、前走の準重賞で3着と好走。17年の黒潮マイルチャンピオンシップの勝ち馬で距離延長にも対応できるだけに警戒は必要だ。

マイネルビクトリー JRAのダートで4勝を挙げ、昨年12月に転入。初戦のA級2組を勝利で飾ったが、1組では差のある敗戦を喫している。

そのほか、イッツガナハプンが出走する。

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   レースの狙い
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スペルマロンは距離を問わず差し脚を発揮しており、ここでも差し切りを期待。サクラレグナムは当地で初のマイル戦になるが、地元同士ならチャンス十分。ウォーターマーズは地力上位だけに脚の使いどころひとつで上位争いに加わる。マイル戦ならミサイルマンや、ピオネロも3連勝式のヒモに押さえたい。


だるま夕日賞4歳以上の出走表はこちら

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