重賞レース直前情報
■2023年11月26日
第6回ウインターチャンピオン(佐賀)

11月26日(日)に佐賀競馬場にて、第6回ウインターチャンピオン(3歳以上・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。佐賀移籍から快進撃が続いていたリュウノシンゲンが休み明けの前走で差のある敗戦を喫したことで、ほかの陣営はチャンスが出てきたという感覚がありそう。出走12頭のうち8頭が前走で2着以内というメンバー構成を見ても、かなりの混戦模様と考えるべきでしょう。

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  過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(19年は3着同着。また20年以前は11月に実施されていた佐賀オータムスプリント=1400メートルが対象)。単勝1番人気は3勝、2、3着各1回。3着内馬16頭のうち15頭が単勝5番人気以内だった(例外の1頭は21年の3着馬=6番人気)。連対馬はすべて前走が4着以内。4年連続でゼッケン1番の馬が勝ち、ゼッケン1から3番の3着以内が9回というデータもある。

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  出走馬短評
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リュウノシンゲン 22年6月の移籍以降、3着を外したのはサマーチャンピオンJpnIIIだけだったが、前走は準重賞で初の大敗。ただ、休み明け2戦目なら巻き返しが見込める。

ストームガスト JRAで3勝したが、南関東では28戦すべてで勝ち馬から1秒以上の差と大敗続き。佐賀2戦目の前走は3着だったが、重賞に入ると厳しそうだ。

ウインヒストリオン JRAで1勝し、大井で10勝と活躍。今年は大井と北海道で未勝利だが、佐賀初戦の前走で2着に入った内容なら引き続きチャンスがあるだろう。

アルマトップエンド JRAでは条件交流戦を含めて32戦1勝だったが、高知に移って5勝して、佐賀では9戦3勝と上々の成績。ただ、今回は相手が一気に強くなる。

アイリッシュセンス JRAで2勝、2着5回と大崩れが少ない成績で、佐賀でも6戦1勝ながら善戦傾向。ひと押しに欠ける感は否めないが、ここでも相手なりに動けそうだ。

ロードサージュ JRAのダート短距離で2勝して、高知1勝を経て佐賀初戦の前走を勝利。ここでも先手主張が見込めそうだが、展開的に少々厳しいかもしれない。

ロンドンテソーロ JRAのダート短距離で4勝し、大井でも1200メートルで1勝。佐賀では6戦4連対と好成績でも、重賞では6着と4着となっている点は気にかかる。

ジョンソンテソーロ JRAのダート1400メートルで2勝したが、それ以外は大敗という成績。しかし佐賀ではB級ながら2戦とも圧勝と、地力があるところを見せている。

キングキャヴィア 2歳時に北海道で1勝し、その後は南関東で4勝を挙げたが、22年末の佐賀移籍後は苦戦続き。ただ、最近3戦は3着以内と、復調してきた感がある。

ダイリンウルフ 佐賀デビューで2勝して、その後は大井で5勝して佐賀に戻り、22年のこのレースを勝利。今回は再転入初戦だが、鞍上が継続する点はプラスだろう。

そのほか、ラインエミネント、ダイモーンが出走する。

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  レースの狙い
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内枠優勢の傾向はあるが、23年の覇者であるダイリンウルフに期待。リュウノシンゲンは前走の失速が気になるが、差しに回って巻き返す可能性が十分にある。好位差しタイプのキングキャヴィアにもチャンスがありそう。最近2戦でまくり脚を見せているアルマトップエンドも押さえたい。佐賀で2戦2勝のジョンソンテソーロ、善戦傾向があるアイリッシュセンスを連下の穴として挙げておく。


ウインターチャンピオンオープンの出走表はこちら

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