重賞レース直前情報
■2023年11月29日
第69回クイーン賞JpnIII(船橋)

11月29日(水)に船橋競馬場で、第69回クイーン賞JpnIII(3歳以上牝馬・1800メートル・20時05分発走予定)が行われます。JRAからはライオットガール、パライバトルマリン、ビジン、テリオスベルが出走。地方他地区からはエイシンレミー(笠松)ら2頭が遠征。地元南関東馬はノーブルシルエット(大井)ら5頭が迎え撃ちます。牝馬11頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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基本的には前走JBCレディスクラシックJpnI組が中心となる一戦。22年は同組が上位を独占した。ただ、ハンデの影響で着順が入れ替わるケースは十分考えられる。一方で別路線組の台頭も十分ある。19年はクレイジーアクセル(大井)、20年はサルサディオーネ(大井)、21年はダイアナブライト(川崎)と地方勢が勝っている。前走JBCレディスクラシックJpnI組が信頼できるかどうかが、大きな鍵になる。

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JRA所属馬短評
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ライオットガールは前走JBCレディスクラシックJpnIが6着。中団のインで追走したが、最後の直線は伸びを欠いてしまった。本来であればもっと頑張れたはず。コース替わりは特にプラスになるかわからないが、左回りは問題がない。

パライバトルマリンは5戦3勝の3歳馬。前走ブリーダーズゴールドカップJpnIIIはテリオスベルに4馬身千切られての2着(1番人気)。やや人気を裏切った形にはなったが、2走前の関東オークスJpnIIの内容を考えると、力は出し切っているとも言える。今後はこの差をどれだけ詰めていけるかが鍵だ。

ビジンはダートで3勝を挙げているが、ダートは22年摩耶ステークス8着以来で久々。実績・地力ともにJRA馬の中では最も下。

テリオスベルは22年の本競走でグランブリッジやショウナンナデシコを下して逃げ切った。今年もJBCレディスクラシックJpnIを経ての参戦。前走は向正面の途中でようやく2番手に上がり、4コーナーから最後の直線にかけてはアイコンテーラーとびっしりと競り合う展開に。残り200メートルまでは粘り、その後は失速して5着と敗れたが、見せ場十分のいい走りだった。この調子をキープできていれば連覇の期待ができそうだ。

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地方所属馬短評
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今年はJRA馬に太刀打ちするには厳しいメンバー構成だ。

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予想のポイント
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注目は連覇を狙うテリオスベル。ハンデ56.5キロはメンバー中で最も重く、自身も初めて背負う重量だが、それでも地力でカバーできるとみる。前走JBCレディスクラシックJpnIの内容も悪くないので、期待を持ちたい。レディスプレリュードJpnII、JBCレディスクラシックJpnIで差がない競馬をしているライオットガールが強敵。手ごわいメンバーが揃っていたレパードステークスGIIIを勝った地力にあらためて期待。そこにパライバトルマリンが加わって3頭の争いという一戦だ。


クイーン賞(Jpn3)(指定交流)3上牝馬オープンの出走表はこちら
 

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