重賞レース直前情報
■2023年11月05日
第71回北國王冠(金沢)

11月5日(日)に金沢競馬場にて、第71回北國王冠(3歳以上・2600メートル・18時15分発走予定)が行われます。今年は大井から3頭、笠松と名古屋から計3頭が遠征し、そのなかには22年の1着馬と2着馬の姿もあるメンバー構成。地元所属馬は連勝中のトランスナショナルがJBCクラシックJpnIに出走したこともあって、やや劣勢という顔ぶれになりました。今年も遠征馬をどう組み合わせていくかが予想の大きなポイントになるでしょう。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
JBCの関係で日程が変わった21年を除く、過去5回の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回。前4回の3着内馬はすべて遠征馬で、南関東所属馬が1頭だけ連対している(3着以内に入った金沢所属馬は17年1着のグルームアイランド、3着ミスアバンセの2頭)。前走が重賞だった馬が1から2頭連対。最近4回は2戦連続で連対している馬が1頭だけ連対している。連対した遠征馬はすべて、所属地区の騎手とのコンビとなっている。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
コスモポポラリタ 大井からの遠征馬。2歳時に北海道で重賞2勝を含む4勝を挙げ、3歳時は重賞で2着と3着が計3回と活躍。しかし今年の成績では少々厳しいかもしれない。

アルバーシャ 名古屋からの遠征馬。JRAの芝長距離で2勝を挙げ、名古屋移籍後は1700メートル以上で3連勝。適性的にも距離延長が歓迎材料になるだろう。

コスモアシュラ JRA時は2歳夏に勝利して以降が苦戦多数の成績だったが、金沢移籍後は9戦とも連対。今回は一気に相手が上がるが、相手なりに動ける可能性は秘めている。

ウラノメトリア 大井からの遠征馬。JRA時に3勝し、大井移籍後も好走。22年のこのレースと前走のイヌワシ賞がアタマ差2着だった実績を含めて注目できる。

アンタンスルフレ 22年のこのレースの勝ち馬で、今年の過去2戦の出走レースも22年と同じ。前走はハイペースの展開で3着だったが、改めて注目が必要だ。

マイネルロッシュ 大井からの遠征馬。JRA未勝利から大井に移り、今回が初の重賞挑戦。最近の成績的に距離延長に対応できそうで、穴として一考できる余地はある。

サンレイファイト JRAのダート中距離で3勝し、その後は岩手を経て金沢に移って、百万石賞で3着。しかし勝ち馬からは差のある結果が続いている。

そのほか、マーニ、エイシンレミーが出走する。

------------------------------
  レースの狙い
------------------------------
アンタンスルフレは22年の勝ち馬で、今年も大きく崩れることはなさそう。アルバーシャは差し脚を長く使えそうで、コーナー8回でも首位争いが十分。ウラノメトリアは金沢で2戦とも2着と好成績で、距離延長もプラス材料として考えられる。マイネルロッシュは一気に相手が強化されるが、相手なりに動ける可能性に要警戒。コスモアシュラは相手関係的に微妙だが、金沢で連対率100%の成績を含めて連下の穴として一考しておく。


北國王冠3歳以上(地方全国交流) の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。