重賞レース直前情報
■2023年11月26日
第14回ドリームエイジカップ(帯広)

11月26日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第14回ドリームエイジカップ(4歳以上選抜・19時25分発走予定)が行われます。4、5、6、7歳、8歳以上各世代の通算収得賞金順上位2頭ずつによる選抜戦。今季の古馬重賞で強さを見せているのは7歳世代ですが、メムロボブサップ、アオノブラックの二強がともに不在というのははじめて。そのぶん多くの馬にチャンスが生まれたかたちです。それぞれの世代のレベルを測るうえでも注目の一戦といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2着1回、3着2回。1から3番人気が3着以内に入ったのは6回あるが。メムロボブサップかオレノココロで現役最強馬クラスの実力がないと人気に推されても疑ってかかるべきだ。1着は8歳以上か4歳で、4年連続で5番人気以下が勝利。その年の岩見沢記念や北見記念5着以下からの巻き返しが多いことが波乱の多い原因となっている。4歳は銀河賞の連対馬しか馬券に絡んでおらず、その他の世代は、オープンの狩勝賞連対馬が3年連続で3着以内と好成績を収めている。

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   出走馬短評
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インビクタ 7歳馬。今季初戦からばんえい十勝オッズパーク杯を含む3連勝したが、その後は10月の1勝のみ。しかし大崩れは少なく、相手関係からはトップハンデでも出番がありそうだ。

メジロゴーリキ 9歳馬。昨年のこのレースを6番人気で逃げ切ったが、今年はハンデが軽い4歳2頭や牝馬が強力。同じようなレースをできるか疑問だ。

アアモンドグンシン 8歳馬。4歳だった19年の勝ち馬だが、6歳シーズン以降の重賞では3着までで、8歳の今年は3戦とも20秒差以上で敗退。時に大駆けがあるとはいえ近況からは狙えない。

キングフェスタ 柏林賞、銀河賞をともに圧勝している目下の4歳ナンバーワン。今回は減量があっても未経験の770キロだが、アオノブラックを突き放した3走前は圧巻だった。

サクラヒメ 5歳牝馬。今季の4連対は、古馬牝馬重賞・カーネーションカップ、5歳牝馬のオープン戦、相手が軽かったオープン戦。夏休み明けを叩かれた上積みはありそうで、古馬二強が不在なら通用の余地はある。

ヤマカツエース 4歳馬。今季はオープンスタートで、苦戦も多かったが、慣れが感じられる近況。2走前がメムロボブサップに食い下がっての2着と力もつけており、重量経験も魅力だ。

コマサンブラック 7歳馬。昨年も一昨年も秋以降が好成績で、その意味では狙って面白い存在。直近の勝利を挙げている金田利貴騎手とのコンビも悪くなさそうだ。

ゴールドハンター 6歳馬。好走条件は、3着だった北見記念のようにスローペースで息を入れて追走し障害はひと腰であること。4歳や牝馬がいて負担重量も軽いここは展開がすべてだ。

オーシャンウイナー 5歳馬。天馬賞ではサクラヒメに抵抗できなかったが、その後の古馬オープン実績ではこちらが上。しかしこのメンバーに入って770キロで勝ち負けするにはもっと揉まれたい。

そのほか、キョウエイリュウ(6歳馬)が出走する。

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  レースの狙い
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キングフェスタに注目。銀河賞1着の実績があればここで通用するのはデータにも表れており、過去4歳・770キロでの勝利がないことだけが気がかりか。メンバー中今季唯一の古馬重賞勝ちインビクタがベテランの意地を見せる場面もある。5歳牝馬サクラヒメは重馬場さえ合えば勝ち負けしても不思議なし。連覇狙うメジロゴーリキに、最強7歳世代の一角コマサンブラックまで押さえたい。


ドリームエイジカップ(BG3)4歳以上選抜別定の出走表はこちら

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