重賞レース直前情報
■2023年12月03日
第22回トウケイニセイ記念(水沢)

12月3日(日)に水沢競馬場にて、第22回トウケイニセイ記念(3歳以上・1600メートル・16時30分発走予定)が行われます。以前は冬季休催に入る前の重賞として年明けに実施されていましたが、21年からは時期が繰り上がって年末の桐花賞にもつながる重賞に変化。今年は12頭の出走で、重賞実績がある馬が多いメンバー構成になりました。この時期の水沢競馬場は不良馬場になるのが恒例。今年も先行争いが重要となるでしょう。

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   過去の傾向
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前2年の結果および、それ以前に実施されていた白嶺賞(20年は開催取り止めのため、17から19年の3年分)を対象に結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回。22年は3→1→4番人気の順だったが、それ以前は6から7番人気が3着以内に1頭だけ入っている。前走が2着以内だった馬が1頭だけ連対。4走前までに岩手の1600メートルの重賞に出走していた馬も1から2頭連対している。

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   出走馬短評
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ホッコーライデン JRAのダートで4勝し、北海道では移籍初戦を勝利。しかしその後の成績はいまひとつで、前走の道営記念で落馬しての移籍初戦という点も気にかかる。

ミニアチュール 北海道で12戦2勝の成績から岩手に移り、重賞を7勝する大活躍。前走のロジータ記念は度外視可能だが、今回は初めての古馬相手が課題となる。

スズカゴウケツ JRAのダートで3勝し、岩手では今年のシアンモア記念と一條記念みちのく大賞典で2着。ひと押しに欠ける感は否めないが、相手なりに動ける可能性は秘めている。

ノーブルサターン 22年は大井からの移籍初戦で快勝し、今年はシアンモア記念と北上川大賞典を勝利。夏場の不調からは脱出した様子なら、昨年に続く勝利が期待できる。

ヴァケーション 全日本2歳優駿JpnIを制した実績は断然で、岩手でも22年のシアンモア記念と今年の一條記念みちのく大賞典を勝利。休み明けでも無視できない存在だ。

グランコージー 2歳時と3歳時に岩手の重賞を計3勝し、南関東で3勝。22年のこのレースは5着だったが、先手主張からの粘り込みに注意する手はあるだろう。

グローリーグローリ JRAのダートで4勝、障害で1勝を挙げ、今年は岩手で赤松杯とあすなろ賞を勝利。休み明けの最近2戦は善戦止まりだが、今回も相手なりに動けそうだ。

インテンスライト JRA時は芝で4勝したが、最近2戦は盛岡のダート1600メートルで連勝。今回も先行策が取れるようなら残り目が考えられそうだ。

オタクインパクト 21年の道営記念で2着に入った実績はあるが、屈腱炎で引退して再登録。2年ぶりの前走は大差負けでも行き脚は上々だったが、一変までは厳しそうだ。

セイヴァリアント JRAで2勝、大井で1勝して岩手に移り、22年のこのレースで2着。最近3戦は勝ち馬から差のある結果が続いているが、コース替わりはプラスだろう。

ゴールドギア JRAの芝で5勝を挙げ、岩手でも盛岡の芝で好成績。ダートでは春のあすなろ賞で2着だったが、前走の北上川大賞典は後方のまま5着では強調しにくい。

そのほか、マナホクが出走する。

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  レースの狙い
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ノーブルサターンは夏場に調子を落としたが、北上川大賞典を逃げ切った内容なら復調したとみて連覇に期待。最近2戦を快勝しているインテンスライトを相手筆頭に指名する。ミニアチュールは試金石だが、内枠から先手を取れるようなら粘り込みがありそう。距離短縮がプラスになるスズカゴウケツも押さえたい。再転入2走目のグランコージーにも要警戒。


トウケイニセイ記念(M2)オープンの出走表はこちら

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