重賞レース直前情報
■2023年12月31日
第47回桐花賞(水沢)

12月31日(日)に水沢競馬場にて、第47回桐花賞(3歳以上・2000メートル・15時35分発走予定)が行われます。冬季休催前の最後の日に行われる今年の岩手競馬の頂上決戦といえる重賞には10頭が出走。22年の優勝馬であるノーブルサターンに注目が集まりそうですが、シーズン最後の一戦となるだけに、ここを目標に仕上げてきた馬たちが台頭する可能性は十分にあります。それでも上位拮抗といえる顔ぶれ。狙いを絞って臨みたい重賞です。

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   過去の傾向
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過去5回の結果をみていく(21年と18年は雪のため中止)。単勝1番人気は2勝、2着3回。連対馬はすべて3番人気以内で、3着も2から5番人気馬と上位人気馬が優勢だ。3着内馬はすべて前走が重賞で、前走がダートグレードだった17年の1着馬、22年の2着馬を除く13頭は前走で5着以内に入っていた。前走時の馬体重が520kg以上の大型馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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   出走馬短評
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マイネルアストリア JRA時に条件交流での2勝を含めて3勝を挙げ、22年は岩手で重賞を2勝。今年は一條記念みちのく大賞典で10着だったが、それ以降は8戦連続で3着に入っている。

レールガン 北上川大賞典で2着、3着、3着と好走しているが、2000メートル以上で勝利したことがないという点は微妙。今年の一條記念みちのく大賞典も差のある6着だった。

ノーブルサターン 今シーズンは夏場に休養したが、復帰後は北上川大賞典を逃げ切って、トウケイニセイ記念を差し切りと復活。その勢いなら今回も首位争いが必至だろう。

ゴールデンヒーラー 今年はフェアリーカップと青藍賞を圧勝して、その後は2戦連続でダートグレードレースに挑戦。遠征の影響は気になるが、この条件なら上位が狙える。

フレイムウィングス 3歳夏までにJRAで2勝して、その後は川崎で1勝を追加。岩手では8戦して2着2回、3着3回と相手なりの走りを見せている。

ヴァケーション 22年の2着馬で、今年は一條記念みちのく大賞典を勝利。休み明け2戦目の上積みは大きそうで、水沢2000メートルで3戦とも3着以内という実績も強みになる。

マナホク 22年の不来方賞を制したが、その後は船橋で2着1回、北海道で3着2回と低迷して再転入。差し一手の脚質で、前が止まるようなら上位に食い込む余地が出てくる。

ホッコーライデン JRAのダートで4勝し、北海道で1勝を加えて前走から岩手所属。堅実に差を詰めてくるタイプだけに、混戦になれば出番が回ってくるだろう。

そのほか、オタクインパクト、ラブロックが出走する。

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   レースの狙い
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重賞連勝中のノーブルサターンが最有力。ヴァケーションは前走で押し切りを図ってノーブルサターンに差し切られたが、今回も展開ひとつで首位争いが可能。この2頭の一騎打ちが本線だ。ゴールデンヒーラーは距離がカギだが好位付けからの粘り込みに要警戒。善戦傾向があるフレイムウィングスが割って入る可能性も考えられる。流れ込みタイプのレールガン、追い込みタイプのマナホク、ホッコーライデンを3連勝式の穴として挙げておく。


桐花賞(M1)(ナダル賞)オープンの出走表はこちら

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