重賞レース直前情報
■2023年12月03日
第59回中日杯(金沢)

12月3日(日)に金沢競馬場にて、第59回中日杯(3歳以上・2000メートル・18時15分発走予定)が行われます。今年は中日杯で2勝、2着1回と好成績を挙げている女王ハクサンアマゾネスと、先週のクイーン賞JpnIIIを回避して地元で勝負を挑むショウガタップリの対決が大きな見どころ。その一騎打ちとなるのか、それとも上位に食い込む馬が出てくるのか、最近の成績が良好という馬が多いだけに、興味深い一戦となるでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回。18年は4→8→2番人気の順だったが、最近4年の連対馬はすべて4番人気以内となっている。3走前までに重賞以外で3着以内に入った馬が1頭以上連対している。前走が重賞で5着以内だった馬も1頭だけ連対している。また、3着以内に牝馬が1頭だけ入っているデータもある。

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   出走馬短評
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ハクサンアマゾネス 前走で獲得賞金が1億円を超えた金沢の女王。ダートグレードと休み明けだった3走前の秋桜賞以外は3着以内の成績なら、乗り替わりでも注目できる。

サクラルコール 12歳馬だが、22年のこのレースで3着に入り、今年も大崩れがない成績は優秀。今年も相手なりに動ける可能性は十分にある。

コスモアシュラ JRAでは2歳夏の1勝だけだが、金沢移籍後は11戦10連対と好成績。北國王冠は強力な遠征馬が相手で大敗したが、地元戦なら相手なりに動けそうだ。

テトラルキア JRAのダート長距離で3勝し、障害でも1勝とスタミナ豊富。金沢では初戦2着でもその後は3戦とも完勝と、地力があるところを見せている。

サンレイファイト JRAのダート中距離で3勝し、岩手で1勝を追加して金沢に移籍。好走と大敗の差が大きい傾向で、今年の百万石賞での3着も勝ち馬からは3秒差だった。

ショウガタップリ 通算14戦で敗れたのは大井と川崎の重賞だけ。金沢では11戦して負けなしという成績は魅力的だが、初めての古馬相手という点は気にかかる。

キープクライミング 善戦傾向がある成績だが、重賞での成績はいまひとつ。22年の中日杯は差のある6着で、今回も単騎逃げの形でどこまで粘れるかというところだろう。

トランスナショナル JRAの芝とダートで計4勝し、金沢移籍後は笠松・オータムカップを含めて4勝をマーク。地元戦で差し脚が届く可能性は十分にありそうだ。

セブンダートオー JRAのダート1400メートルで2勝して、昇級後は苦戦が続いたが、金沢では2戦とも圧勝。距離延長と相手強化は課題でも、今の勢いには要警戒だ。

ダイヤモンドライン 石川ダービーは2着だったが、その後も大崩れが少ない成績。しかし今回は距離延長と相手強化が課題で、試金石と考えておくほうがいいだろう。

そのほか、マーニ、サエチが出走する。

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  レースの狙い
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ハクサンアマゾネスは鞍上スイッチがどうかだが、過去の実績的に主軸視するのが妥当。ショウガタップリは古馬相手でも地元戦の組み合わせなら大きく崩れることはないだろう。3連勝中の勢いがあるテトラルキアにも勝機がありそう。移籍後が2戦とも圧勝しているセブンダートオーにも警戒したい。差し脚があるトランスナショナルにもチャンスがありそう。22年3着のサクラルコールが連下の穴。牝馬の人気2頭が崩れる可能性にも注意しておくべきだろう。


中日杯3歳以上オープンの出走表はこちら

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