重賞レース直前情報
■2024年01月14日
第13回大高坂賞(高知)

1月14日(日)に高知競馬場にて、第13回大高坂賞(4歳以上・1400メートル・18時15分発走予定)が行われます。年明けの高知競馬の古馬路線は黒船賞JpnIIIへ向けての戦い。今年は3月26日に実施されるダートグレードの選考競走・第1弾は、1400メートルの重賞で3着以内があるのが、出走12頭中で3頭のみとキャリアに差がある印象のメンバー構成となっています。春の大一番へ最初に名乗りを上げるのはどの馬でしょうか。

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   過去の傾向
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過去5年の結果から傾向をみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。20年を除く4回の連対馬は、前年の黒潮マイルチャンピオンシップ出走馬と不出走馬の組み合わせとなっている。前走で重賞以外に出走し、馬券絡みした9頭中7頭が前走でも3着以内に入っており、相手強化で臨む馬は好調さ重視となる。田中守厩舎が出走6頭で3勝(着外3回)の好成績を挙げている。

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   出走馬短評
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ジョウショーモード 過去1年間の連対は、JRA1勝クラスとの交流戦と、マイルのA級-2組でともにハイペースだったとき。昨年のこのレースは5着で、展開に恵まれないと末脚は届かないだろう。

グッドヒューマー A級実績に乏しいなか挑戦した22年の高知県知事賞が12着、続くこのレースも9着だったが、休養を経て素質開花。建依別賞2着など距離実績もあり今年10歳でも勝ち負けできる。

ロイズピーク 22年の夏に3歳未勝利から転入し、時間はかかったが昨年12月にA級の準重賞を初勝利。目下3連勝と勢いがあり、あとは重賞のメンバーで逃げに持ち込めるかどうかだ。

ナムラボス JRAではダート1200メートルで2勝。高知では逃げて3勝を挙げているが、A級同士のレース初出走が重賞では荷が重い。

ケプラー JRA3勝から移籍した兵庫では園田1230メートルのA級戦で2着2回。22年秋の転入後は11戦8勝、休養を挟んで4連勝と勢い十分だが、時計の裏づけがないのは気になる。

デステージョ 3歳だった昨年は1300から1900メートルで馬券絡みしたが、なかでも1400メートルは重賞を含め3戦3連対。吉村智洋騎手は兵庫ジュニアグランプリJpnII・3着時の鞍上で、あとは57キロが初という点だけだ。

レベルスリー 南関東時代から末脚が武器だが、22年秋からの高知では相手が強くなると差し届かない成績。流れが向いたとしても善戦以上は考えにくい。

アポロティアモ 22年の高知県知事賞で苦戦した教訓からか、昨年はすべてマイル以下を使われ重賞3勝と活躍。同距離の建依別賞を制しているのも強みになる。

そのほか、サンライズナイト、カドフィール、ゴールデンブレイヴ、ゴールドプリンスが出走する。

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   レースの狙い
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アポロティアモは良馬場の近2走が辛勝、4着というのは気になるが高知1400メートル【9-1-0-0】という実績を信頼したい。デステージョは同距離の3歳重賞で2着があるが、初対戦馬が多く力関係次第といえる。10歳でもスピードは通用するグッドヒューマー、このレースと相性がいい初夢特別の勝ち馬ケプラーも侮れない。上がり馬ロイズピークを3連勝式の相手で押さえたい。


大高坂賞4歳以上の出走表はこちら

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