重賞レース直前情報
■2024年02月29日
第26回かきつばた記念 JpnIII (名古屋)

2月29日(木)に名古屋競馬場で、第26回かきつばた記念JpnIII(4歳以上・1500メートル・19時35分予定)が行われます。JRAからはラプタス、サンライズホーク、ヘリオス、シャマル、ペリエールが出走。地方他地区からはスマイルウィ(船橋)が遠征し、地元東海勢はファルコンウィング(名古屋)ら6頭が迎え撃ちます。12頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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今年から時期が5月初旬から約2カ月繰り上がり、なおかつ負担重量がハンデキャップからグレード別定に変更となった。別定戦になる影響はどの程度になるか、現状ではわからない。ただ、基本的に地方のダートグレードは多少重い重量を背負わされても、地力で克服してくる印象が強いので、あまり変化はないと予想しておく。名古屋競馬場が弥富でリニューアルし、1500メートルになった過去2年では、1400メートル時代と異なり4コーナーで先頭の馬は連対できていない。22年はイグナイター(兵庫)が2番手から抜け出し、23年はウィルソンテソーロ(JRA)がドライスタウトとの競り合いの末、差し切って勝利。このあたりの変化は距離延長と、最後の直線距離が194メートルから240メートルに延びて、なおかつ3から4コーナーがスパイラルカーブになったことが影響していると考えられる。

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JRA所属馬短評
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ラプタスは昨年、4戦して黒船賞JpnIIIや大井・JBCスプリントJpnIの5着が最高成績。前走カペラステークスGIIIも7着だったが、3着とは0秒4差だった。1500メートルの今回はもう少し踏ん張れてもいい。

サンライズホークはサマーチャンピオンJpnIII→兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIとダートグレードを連勝中。1500メートルであれば引き続き期待できるだろう。

ヘリオスは昨年5月のかきつばた記念JpnIIIがウィルソンテソーロ、ドライスタウトに次ぐ3着と好走。前走根岸ステークスGIIIは逃げて4着と惜しい競馬をしており、力の衰えはあまり感じさせない。自分の走れる条件であれば十分期待できる。

シャマルは2走前のさきたま杯JpnIIが競走中止、続くプロキオンステークスGIIIが競走除外とリズムが悪い。前走根岸ステークスGIIIは休み明けで、JRAの重賞だったことを考えると7着という結果も致し方がないか。今回は上積みを期待したいところ。

ペリエールは2歳時の全日本2歳優駿JpnI・3着以来となる地方での競走。ヘニーヒューズ産駒ということもあり、地方の馬場適性がどうかはポイント。また、グリーンチャンネルカップ3着、武蔵野ステークスGIII・9着と年長馬とのレースで満足いく結果が出ていないのも気がかり。そろそろこのクラスにも慣れてきそうな頃ではあるが、果たして今回はどうなるか。

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地方所属馬短評
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スマイルウィ(船橋)は昨年、さきたま杯JpnIIではイグナイターの2着、テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIではドライスタウトの2着と好走。今年JpnIに昇格したさきたま杯に向けて非常に力が入る。今回は初の名古屋で普段とは勝手が違うが、右回り自体は大丈夫。いい競馬を期待したい。

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予想のポイント
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中心はサンライズホーク。過去2走に比べると相手が手ごわくなる印象だが、目下の勢いに注目したい。すんなりと先手を奪える可能性があるヘリオス、抜群の安定感を誇るスマイルウィが逆転を狙う。


かきつばた記念(Jpn3)オープンの出走表はこちら

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