重賞レース直前情報
■2024年02月04日
第4回翔雲賞(帯広)

2月4日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第4回翔雲賞(3歳牡馬・18時30分発走予定)が行われます。牝馬の黒ユリ賞に対し、21年に創設された牡馬による一戦です。今年の明け3歳世代は一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップの上位3頭がともに異なり、混戦模様のままシーズン終盤を迎えます。それゆえかここもハンデ差は10キロしかつきません。前週は時計がかかる馬場状態でしたが、今週も同様であれば、持久力や障害力が勝負を分けるポイントかもしれません。

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   過去の傾向
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過去3年の結果をみていく。単勝1番人気は昨年3着に入ったのみ。勝ち馬は4、2、2番人気となっている。近3走で1勝以上していた馬が1頭だけ連対。前走がA級-1組で3着以下だった馬も1から2頭連対している。負担重量の規定が昨年から変更になり、ハンデ差がつきやすくなっている。その昨年は、もっともハンデが重かった2番人気馬が勝ち、2着・3番人気、3着・1番人気。ヤングチャンピオンシップの1、2着馬が1、3着で、同レースに不出走だった馬(ナナカマド賞3着)が2着に入った。

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   出走馬短評
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アヤノダイマオー ナナカマド賞では差して2着に入ったが、ヤングチャンピオンシップは障害に手間取り9着。近2走は一般戦とはいえ、障害をひと腰で越えているだけに、展開が向けばチャンスがある。

ミチシオ 北見産駒特別は相手に恵まれたとはいえ圧勝で、ヤングチャンピオンシップでは障害7番手からしぶとく伸びて4着と善戦。メンバー最多の8勝を挙げており、連勝中の勢いも魅力だ。

ホクセイポルシェ ナナカマド賞をトップハンデで逃げ切っている実力馬。その後は、十勝産駒特別での3着が最高だが、今回はハンデ面で楽になる。

フレイムファースト ナナカマド賞7着後に成績が安定し、南北海道産駒特別1着から、ヤングチャンピオンシップでは7番人気ながら2着に追い込んだ。デビューから乗替わりが1度もないのも強みだ。

ショータイム ナナカマド賞では接戦の2着争いの末、3着と好走したが、A級-2組での勝利が最高で年明け後は未勝利。キャリア的に手を出しにくい。

ライジンサン ナナカマド賞は積極的なレースをしたが伸びを欠いて6着。しかしその後3連勝でヤングチャンピオンシップを制覇と、詰めの甘さが解消している。

ユーフォリア ナナカマド賞は障害を4番手で越えたが、残り10メートルで一杯に。そのレースぶりから重量増に不安がある。

ウルトラコタロウ 十勝産駒特別を逃げ切ると、ヤングチャンピオンシップでは1、2着から離されたが3着。ここは障害力を生かして粘り込みが期待できる。

そのほか、ホクセイハリアー、コトブキテンザンが出走する。

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   レースの狙い
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ホクセイポルシェはナナカマド賞馬で実績上位。前走は障害で苦戦したが、ハンデ面で好転するここなら巻き返せる。障害巧者ウルトラコタロウの前残りもありそう。ヤングチャンピオンシップを制したライジンサンは馬体が充実しており4連勝も十分。同2着フレイムファースト、8勝馬ミチシオも相手に押さえておきたい。


翔雲賞(BG2)3歳牡馬オープン別定の出走表はこちら

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