重賞レース直前情報
■2024年03月28日
第1回ネクストスター中日本(名古屋)

3月28日(木)に名古屋競馬場にて、第1回ネクストスター中日本(3歳・1500メートル・20時10分発走予定)が行われます。北陸・東海地区の3歳馬にとって大きな目標として新たに設置された重賞には、金沢からの1頭を含む12頭が参戦。出走馬の半数以上が重賞で連対実績があるという、充実の顔ぶれになりました。当日の名古屋競馬場は、馬場に雨の影響が残りそう。逃げ先行タイプが少ない点を含めて推理したい一戦といえます。

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    過去の傾向
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この時期に同様の条件で実施された重賞がないため、現在の名古屋競馬場の1500メートルについて記すことにする。3月20日に馬場全体への砂補充がされたため、各騎手ともインコースを避けることになりそう。ただ、週の初めの雨量が多く、レース当日も雨が予想されているため、勝負どころからインを狙う騎手がいるかもしれない。その点を含めて、機動力がある馬のほうが有利。先行力があるタイプが残る可能性もあるだろう。

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    出走馬短評
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クリスタライズ 北海道でデビュー戦を勝ち、笠松で3勝をマーク。ゴールドジュニアはクビ差2着でも、そのほかの重賞は4回とも差のある敗戦を喫している点は気にかかる。

ニジイロハーピー 北海道では5戦未勝利だったが、名古屋初戦のJRA認定戦で初勝利を挙げ、前走の姫路で重賞勝利。今回も相手なりに動ける可能性は秘めている。

ワラシベチョウジャ デビューから5連勝でネクストスター笠松を勝ち、続く準重賞は5着だったが、休み明けの前走で2着。ただ、前走で馬体重が減っていた点は気にかかる。

サンデーロウリュウ 北海道未勝利から名古屋に移って3勝を挙げたが、重賞では2回とも苦戦。今回の相手は強力で、少々厳しいと言わざるをえない。

スティールアクター 北海道でデビュー戦を勝ったあとは苦戦したが、名古屋移籍後は6戦5勝、3着1回。重賞連勝中の勢いは魅力で、今回も好位からの差し切りが狙えそうだ。

ミトノウォリアー ここまで9戦して、連対を外したのは兵庫ジュニアグランプリJpnIIの5着だけ。今回の相手関係でも引き続き首位争いが狙えそうだ。

フークピグマリオン 北海道の一般戦で勝利を挙げ、名古屋ではゴールドウィング賞を含む3勝をマーク。最近2戦は善戦までだが、ここでも差し脚が届く可能性は十分にある。

ダヴァンティ 金沢からの遠征馬。7月のデビュー戦を快勝し、石川テレビ杯とネクストスター金沢を完勝。休み明けの前走も楽勝で、ここでも通用する可能性がありそうだ。

モンデフェリシティ ここまで15戦未勝利でも、2着3回、3着5回と相手なりに動ける傾向。今回も流れ込みを狙いたいところだが、少々厳しい感が否めない。

そのほか、リンクビーナス、ウワサノルイ、ハーピークオーレが出走する。

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   レースの狙い
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角田輝也厩舎のスティールアクター、ミトノウォリアーは好位差しのタイプ。脚質的に両方とも崩れるシーンは考えにくい。差し脚を長く使えるフークピグマリオンが逆転候補。ニジイロハーピーも相手なりに動けそうで上位争いに加わってきそうだ。ダヴァンティは展開次第だが、単騎逃げからの残り目に警戒する必要はあるだろう。


ネクストスター中日本3歳オープンの出走表はこちら

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