重賞レース直前情報
■2024年04月21日
第24回留守杯日高賞(水沢)

4月21日(日)に水沢競馬場にて、第24回留守杯日高賞(3歳牝馬・1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。グランダム・ジャパン3歳シーズンの対象レースは遠征馬の好走が多い傾向で、地方全国交流になった2010年以降、岩手所属で勝利したのは2頭だけ。今年も他地区馬に注目が集まるでしょうが、22年は岩手所属馬が2着と3着。地元が地の利をいかす可能性には警戒しておくべきでしょう。
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  過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(21年と22年は5月中旬に実施)。単勝1番人気は4勝、3着1回。3着内馬15頭のうち13頭は4番人気以内となっている(残る2頭は22年の2着馬=5番人気、20年の3着馬=6番人気)。勝ち馬はすべて岩手以外で、地元馬の3着以内は3頭だけだ。前走が重賞で4着以内だった馬が1頭だけ連対している。

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  出走馬短評
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ウィンドワーク 船橋からの遠征馬。5戦目と6戦目に勝利を挙げたが、その後は2戦とも特別戦で大敗。それでも太め残りが解消されればチャンスがある。

マルーントリック 活躍馬エンパイアペガサスの半妹。北海道の一般戦で2勝を挙げ、岩手では寒菊賞で3着、金杯で4着。ただ、前走の馬体減は心配だ。

レッドオパール 北海道で未勝利戦を勝ち、岩手移籍後に3連勝を挙げ、前走のあやめ賞は3着。遠征馬が相手でもスタート五分なら首位争いが狙えそうだ。

ミヤギシリウス デビュー2戦目に圧勝し、今季初戦のあやめ賞を勝利。今回も好位付けのかたちが取れれば連勝が視野に入ってくるだろう。

ファーマティアーズ 大井からの遠征馬。大井の一般戦と佐賀のフォーマルハウト賞を勝利。しかしそれ以外は差のある敗戦を喫している点は気にかかる。

リトルカリッジ 前走のスプリングカップは相手が悪かったが、2歳時に金杯を含む4勝を挙げた実績は上位。牝馬同士なら善戦以上が可能だろう。

カリフィア 北海道トレーニングセールで落札され、新馬戦を快勝して12月に2勝目。大崩れが少ない成績は魅力で、今回も善戦以上が期待できる。

エレノーラ 川崎からの遠征馬。今年3月のデビュー戦を圧勝し、続く2戦目も逃げ切り勝ち。中1週と長距離輸送は課題だが、素質的に侮れない存在だ。

セイバイラック 通算1勝でも、JRA認定戦を圧勝し、重賞で2着3回、ここまで11戦とも4着以内と好成績。ここでも善戦以上が期待できる。

オフビート 7月の新馬戦を勝ったが、それ以降は善戦止まり。今季初戦の前走が体重減で大敗という結果では、一変までは見込みにくい。

そのほか、ビッグサララルーフ、ロイエが出走する。

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 レースの狙い
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今年の遠征馬なら、前走で差し届かなかった地元のレッドオパールを中心視してよさそう。リトルカリッジは前走が差のある4着でも、牝馬限定の組み合わせなら首位争いが期待できる。ファーマティアーズは好走と大敗
の差が大きいが、差し脚を発揮できれば首位争いが狙えそう。エレノーラは逃げ切り連勝中のスピードが魅力で、ここでも粘り込みには要警戒だ。善戦傾向があるカリフィア、セイバイラックが連下の押さえ。


留守杯日高賞(M1)(ビーチパトロール賞3歳牝馬の出走表はこちら

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