重賞レース直前情報
■2024年04月11日
第30回東海クイーンカップ(名古屋)

4月11日(木)に名古屋競馬場にて、第30回東海クイーンカップ(3歳牝馬・1700メートル・17時50分発走予定)が行われます。今年は船橋から2頭、兵庫と高知から各1頭が参戦。地元馬にとっては、今年から若草賞土古記念の出走条件が4歳以上に変わったため、条件的に力が入る一戦となります。今回の出走馬はすべてグランダム・ジャパンのポイントを未獲得。結果次第で目指す方向が決まるケースもありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(21年までは旧・名古屋競馬場の1800メートル)。1番人気は3勝、3着1回。連対馬はすべて、前走が5着以内。4走前までに重賞で5着以下があった馬が1頭だけ連対している。勝ち馬は3番人気以内だが、5番人気以下の馬が3着以内に1から2頭入っている。他地区からの遠征馬は、22年が1着と2着、19年と21年が2着で、地元馬の好走例が多数ある。

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    出走馬短評
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オリオンハート 北海道の一般戦で勝利して、名古屋では移籍初戦と2戦目を勝利。前走は逃げ粘れなかったが、前残りに警戒する手はあるだろう。

サンデーロウリュウ 北海道では未勝利だったが、名古屋移籍後に3勝をマーク。前走のネクストスター中日本で3着に入った差し脚を再現する可能性は十分にある。

ドナティアナ JRAでは芝での1戦だけで、名古屋での初戦は大敗したが、2戦目からは3連勝。今回の相手は強力だが、先行粘り込みを狙いたいところだ。

ニジイロハーピー 北海道では未勝利だったが、名古屋初戦でJRA認定戦を勝利。前走は2カ月ぶりの影響か差のある敗戦を喫したが、今回の組み合わせなら実績的に上位といえる。

ザオ 船橋からの遠征馬。勝ち星はひとつだけでも、そのレースが大差勝ち。遠征競馬でも主導権を取れるようなら押し切りが考えられそうだ。

ウオタカ 高知からの遠征馬。新馬戦と準重賞を勝ち、佐賀のフォーマルハウト賞で3着。前走のネクストスター西日本は苦戦したが、牝馬同士なら注目できる。

マコトヴィエルジ JRAでは4戦とも大敗したが、名古屋移籍後は2戦2勝。今回は一気にメンバーが上がるが、相手なりに動ける可能性は秘めていそうだ。

イマヲトキメク 船橋からの遠征馬。12月の新馬戦と年明けの2戦目を快勝し、大井の準重賞で2着。前走の重賞は大敗したが、ここなら侮れない存在といえる。

プリムロゼ 兵庫からの遠征馬。兵庫クイーンセレクションでの2着が気になるが、ここまで連対率100%の実績は魅力。遠征競馬でも大きく崩れることはないだろう。

そのほか、キタカラキタパンチ、コールミーメイビー、ハーピークオーレが出走する。

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   レースの狙い
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ニジイロハーピーは前走で差のある敗戦を喫したが、休み明け2戦目で牝馬限定戦なら首位争いが必至。プリムロゼは兵庫クイーンセレクションでニジイロハーピーの2着だったが、逆転が狙える存在と考えていいだろう。ザオは好位で流れに乗れるようなら上位争いに加わりそう。イマヲトキメクも力量的に通用する可能性が十分にある。差し脚があるウオタカ、サンデーロウリュウを3連勝式の候補として挙げておきたい。


東海クイーンカップ(SP1)(牝馬)3歳牝馬オープンの出走表はこちら

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