重賞レース直前情報
■2024年04月10日
第35回東京スプリント JpnIII(大井)

4月10日(水)に大井競馬場で、第35回東京スプリントJpnIII(4歳以上・1200メートル・20時10分発走予定)が行われます。JRAからはクロジシジョー、テイエムトッキュウ、マルモリスペシャル、アームズレイン、ヘリオスが出走。地方他地区からはメルト(名古屋)が遠征し、地元南関東勢はジャスティン(大井)ら8頭が迎え撃ちます。14頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年、JRA馬が4勝で地方馬が1勝。近3年はリュウノユキナが1番人気で2勝、2着1回の成績を収めており、穏やかな配当が続いている。大井1200メートルの適性が高い馬がかなり有利で、リピーターも多いのが特徴だ。JpnIIIながらレースのレベルは高く、JBCスプリントJpnIや東京盃JpnIIでも通用するスピード能力が必要な一戦だ。

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JRA所属馬短評
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クロジシジョーは3走前のジャニュアリーステークス、2走前の令月ステークスと鮮やかな末脚でオープン特別を連勝。前走千葉ステークスでも当然期待されて1番人気に支持されたが結果は4着。直線外からじわじわと伸びてはいたが、ハンデ58キロの影響が大きかったかもしれない。

テイエムトッキュウはダート転向後、5戦3勝、2着1回の好成績。速いスタートとダッシュ力が持ち味で、前走カペラステークスGIIIを逃げ切り重賞初制覇を果たした。ポイントはコース替わりと休み明け。2走前の室町ステークスは約5カ月ぶりの実戦で、ゴール寸前でつかまり5着と敗れた。

マルモリスペシャルは近2走、兵庫ゴールドトロフィーJpnIII・4着、黒船賞JpnIII・7着という成績。小回りコースで追走が忙しく、最後は伸びを欠いている印象もある。地方の馬場があまり合わない可能性もあるが、コーナーが2回の今回の方がいい競馬ができるかもしれない。

アームズレインは2走前のりんくうステークスが完勝と言える走り。前走根岸ステークスGIIIは6番人気と評価は低かったが、同じ上がり馬のエンペラーワケアやサンライズフレイムと遜色ない期待ができそうだったし、実際に2着と好走した。脚質は自在でコース替わりも心配はないとみる。

ヘリオスは23年東京盃JpnII(6着)以来となる大井参戦。1200メートルは少し忙しい印象もあるが、22年JBCスプリントJpnI(盛岡)3着の実績があるので軽視もできない。前走黒船賞JpnIIIは5着と案外だったが、見限らない方がいいだろう。

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地方所属馬短評
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ジャスティン(大井)はJRA時代、20年に東京スプリントJpnIIIと東京盃JpnIIを制覇。大井に転入してからも23年東京盃JpnII・3着、JBCスプリントJpnI(大井)4着と底力を見せている。今回はコース替わりで巻き返しが見込めそうだ。

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予想のポイント
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地方のダートグレードは初登場となるクロジシジョー、テイエムトッキュウ、アームズレインの3頭が魅力的な一戦。中でも期待したいのがアームズレイン。近2走のパフォーマンスが良く、直線が長い大井1200メートルにもしっかりと対応できそうなタイプ。4歳と若く、まだまだ上積みが十分見込めそうな点もいい。


東京スプリント競走(Jpn3)4上選定馬重賞の出走表はこちら
 

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