重賞レース直前情報
■2024年04月14日
第49回赤松杯(水沢)

4月14日(日)に水沢競馬場にて、第49回赤松杯(4歳以上・1600メートル・18時05分発走予定)が行われます。12頭の出走馬のうち、岩手競馬の休催期間に出走していたのはスズカゴウケツとJRAからの移籍馬2頭だけという点が例年とは違うところ。昨年末の桐花賞での上位3頭がそろって休み明けという点も気になります。そのあたりを含めた力関係の推理が重要な一戦といえるでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は3勝、3着1回。しかし2番人気は1、2着各1回で、3番人気は3着が2回だけ。19年は1→4→3番人気の順だったが、最近4年は5番人気以下が3着以内に1から2頭入っている。2走前が岩手以外だった馬が1頭以上連対。3着内馬のうち2頭が、その年の3月に出走していた。2から3走前が地方の重賞だった馬が1頭だけ連対している。

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   出走馬短評
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スズカゴウケツ JRAで3勝を挙げ、その後は盛岡で2勝、名古屋で1勝。最近2戦は川崎で3着と上々だが、重賞では苦戦ぎみだ。

フジラプンツェル 2歳時に重賞3勝を含む6勝を挙げ、JRAを経て岩手に戻ってきた後も大崩れが少ない成績。ただ、前回の白嶺賞が出走取消だった点は気にかかる。

フレイムウィングス JRAで2勝、川崎で1勝して、昨春から岩手所属で善戦続き。4戦連続で3着以内の近況なら、休み明けでも引き続き善戦以上が可能だろう。

ノーブルサターン JRAで4勝し、大井所属時は名古屋遠征での1勝だけだったが、岩手では重賞6勝と変身。ただ、昨年のこのレースが休み明けで4着だった点は気にかかる。

グランコージー 3歳までに重賞を3勝し、その後も南関東で3勝、岩手で3勝と上々の成績。昨年12月のトウケイニセイ記念は大敗したが、今回の相手なら単騎逃げが可能だ。

ヴァケーション 実績的には断然で、このレースも2年連続2着と好成績。水沢で8戦とも3着以内という点を含めて、今年も崩れるシーンは考えにくい。

グローリーグローリ JRAの平地で4勝、障害で1勝の成績から岩手に移り、昨年の赤松杯を勝利。最近は苦戦ぎみだが、前走で増えた体重が絞れるようなら侮れない。

レールガン 長距離の北上川大賞典では2着1回、3着2回と好成績だが、それ以外の古馬重賞では苦戦傾向。相手なりに動けるタイプでも、この条件では少々厳しそうだ。

ミニアチュール 北海道で2勝を挙げて岩手に移り、3歳戦で重賞7勝と大活躍。しかし川崎遠征後は大敗続きで、調子が戻っていないのかもしれない。

ライアン 2歳時に平和賞を勝ち、JRA認定戦を2勝して、羽田盃ではクビ差2着。その後は未勝利だが、移籍初戦で一変する可能性に警戒する手はあるだろう。

そのほか、ゴールドギア、レベランスが出走する。

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 レースの狙い
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ヴァケーションは水沢での安定感と、このレースで2年連続2着の実績を評価して主軸に指名。ノーブルサターンは休み明けでどうかだが、力量的に無視できない存在だ。主導権が取れそうなグランコージーの粘り込みにも要警戒。フジラプンツェルは出走取消明けでどうかだが、力量的に押さえておきたい存在といえる。善戦続くフレイムウィングスにもマークが必要。ライアンは展開次第だが、移籍初戦での一発に備えておく手はあるだろう。


赤松杯(M3)オープンの出走表はこちら

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