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吉村 早耶香選手

2019年02月05日

地元の静岡競輪場から今年のレースをスタートした吉村早耶香選手(静岡112期)。連続して決勝に乗っている近況や普段の表情をインタビューで出してくださいました。
また昨年12月23日に放送された競輪特番『オトナノレジャー〜チャベリバ〜』の収録についてもお伺いしました。

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山口:今年初戦は地元で逃げきり1着からスタートでしたね。

吉村:そうですね。良いスタートが切れましたね。

山口:戦法としては、得意パターンはいかがでしょうか?

吉村:前々に攻めて、先行基本で戦っています。前に出きれた時は、力を発揮できていると思いますね。

山口:確かに、仰るように、前に出きってからの粘りが凄いですね。

吉村:練習が、街道がメインで持久力には自信があります。スピードはまだまだなのでもう少しつけないとだめですね。出きって押し切れるレースが理想です。

山口:昨年は長期欠場もありましたね。

吉村:はい。練習中に右上腕骨を骨折してしまい欠場していました。

山口:復帰戦はいかがでした?

吉村:昨年は2回落車をして、そのどちらとも復帰戦は感じが掴めなかったです。しばらく思うようには走れなかったんですが、徐々にと焦らずに走っていたら少しずつ回復してきていると思います。

山口:復帰4場所目(富山)では優勝されましたね。

吉村:まだまだだなとは思っていたんですが、しっかり逃げ切って勝てたので少しずつ良くなっているんだなと実感しました。

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山口:普段の練習環境はどのような感じですか?

吉村:街道がメインですね。藁科(わらしな)軍団というグループで練習させていただいています。

山口:藁科といえば、練習が厳しいと噂で聞いたんですが......。

吉村:そうですかね(笑)。師匠(村本大輔氏・引退)たちの時よりは人数も減っているので、その時に比べたらそこまで厳しくはないかもしれませんね(笑)。

山口:静岡の先輩である杉沢毛伊子選手(104期)が「吉村選手は練習もとても強い」と仰っていましたよ。

吉村:本当ですか!嬉しいです。でも街道をずっとしているので、山を登ったりすると脚が慣れてきて、力は付いてきているのかもしれませんね。
普段練習で山を登らない方よりは慣れている分だけ強く感じるのかなと、それくらいだと思います。

山口:以前私が1着インタビューをさせていただいた時に、強気なレースとは違いインタビューは口数が少なく、そのギャップにびっくりしました。

吉村:そうなんですよね。結構人見知りなんです(苦笑)。どんどん話しかけてきてくださる方とはだんだん打ち解けていくんですが、自分からそういう風にはいけなくて。
レースの時は走ることしか考えていないので強気にいけるんですが、自転車を降りると戻っちゃいますね(笑)。ギャップがある、というのは良く言われます

山口:それに付随して、といいますか(笑)、昨年12月23日に放送された競輪特番『オトナノレジャー〜チャベリバ〜』の収録についても聞かせてください。

吉村:ホームバンクということで、私と渡邉雄太選手(105期)が静岡競輪場の施設をご紹介したり、自転車を乗っているところを見てもらったりしました。
私はさっきも言ったようにしゃべるのが苦手なのにホスト側というか、そういうポジションをさせてもらったんですが、芸人さんだったのでうまく話を誘導していただきました。
楽しく終わることができて感謝ですね。

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山口:お話を聞いていても楽しそうですね。普段のレースの合間の息抜きは何をされますか?

吉村:あまり頻繁に出歩いたりはしないんですが、実家でうさぎを飼っているのでたまに見に行って癒されています。動物が好きなんですよね。

山口:それは癒されそうですね。今年はどんなレースをしたいですか?

吉村:昨年は怪我が多かったので、今年は怪我なくしっかり走り、一戦一戦積み上げていって自分のやりたい先行で勝てるように頑張りたいです。

山口:昨年は静岡でオッズパーク杯ガールズグランプリがありましたが、見ていていかがでしたか?

吉村:自分はまだまだなんだなと痛感したというか。ただ外で見ているだけしか出来なかったので頑張るしかないなと思いました。

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山口:2018年の念頭はもちろんそこを目指していらっしゃったと思います。掛ける気持ち面ではどのように感じていらっしゃいましたか?

吉村:グランプリは本当に凄いところだし、自分の中ではまだまだ出られない、簡単に出られる舞台ではないと思います。でも初めて静岡、地元で開催される事が決まったので「目指さなきゃいけない」という気持ちはありましたね。

山口:「目指したい」ではなく「目指さなきゃいけない」ですか?

吉村:そうですね。そんな感じだったので、純粋に出たいという気持ちよりプレッシャーというか、変に固執していた部分もあったかもしれませんね。

山口:年が明けて、その気持ちは切り替えられました?

吉村:そうですね。目先のことではなく、一歩一歩積み上げていかないと先に進めないタイプだと思っているので、一つずつクリアしようとしています。

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山口:理想のレースは?

吉村:しっかり先行で勝ちきれるレースですね。

山口:結果としても出ていますね。先行逃げ切り!

吉村:そうです...かね。そうだと良いんですが。でもそれを続けられるように頑張ります。

山口:得意バンクや周長はありますか?

吉村:33バンクはレースの展開は早いんですが、前に出さえすればいつも仕掛けている所よりはもがく距離が短いので先行してももつかなというイメージはあります。
一度前に出て自分のペースを掴めたら、小回りの方が好きですね。

山口:お客様のご声援は聞こえていますか?

吉村:はい。そこまでたくさん呼んでもらえることはないんですが、名前を呼んでもらえた時はしっかり聞こえています。ありがたいですね。

山口:後押しをいただいていますね。では最後にオッズパーク会員の方へメッセージをお願いします。

吉村:今ある一つ一つの課題をクリアしながら、しっかりと実力を積み上げて勝てるように頑張っていきたいです。応援よろしくお願いします!

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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