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佐藤 亜貴子選手

2019年02月12日

デビュー以来2回の優勝をしている佐藤亜貴子選手(神奈川108期)。アキレス腱断裂という大怪我から復帰後は苦戦が続いていると言います。
近況とレースのお話、そして昨年12月23日に放送された競輪特番『オトナノレジャー〜チャベリバ〜』の収録についてお伺いしました。

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山口:昨年振り返っていかがでしたか?

佐藤:なかなか苦戦した1年でした。いろいろ試行錯誤はしたんですが、成績もあまり伸びなかったので、今年は初心に返って乗り込みを重視してやっています。

山口:昨年は練習など変えた部分があったんですか?

佐藤:低酸素トレーニングを取り入れたりしたんですが、うまくレースや成績に繋げられずに噛み合わなかったです。

山口:体のトレーニングというよりは、自転車に乗る方を重視していくんですね。

佐藤:そうですね。どうしても固定の自転車と動く自転車ではやっぱり違うと改めて感じたので、その不安定な自転車をどう乗りこなせるかというのが私には大切だと感じました。
なので、今年に入ってからは自転車を乗るようにしています。

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山口:戦法としてはいかがですか?

佐藤:気持ちとしては自分から動いてレースを組み立てていきたいんですが、動いても着に残れていないのが現状です。3日間のうち最低でも1回は動いていくというのは忘れずにしていこうと思っています。
後は連に絡むという事と、決勝に乗る事を目標にしていますね。最近は決勝に乗れないので、何とか予選をクリアしたいです。

山口:デビューしてからどんどん後輩期も入ってきました。変化は感じますか?

佐藤:先輩期たちもレースをどんどん走っていて毎年の変化には対応されていると思いますし、後輩期の子たちは動ける選手が多いので私がすんなりと仕掛けさせてもらえるレースは少なくなっていると思いますね。

山口:レースで動くというお話もありましたが、それは先行でも捲りでもですか?

佐藤:そうですね。バックを取って良い着を取るというのが理想なので、先行でもですし、捲りだと早めに仕掛けるというイメージです。

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山口:近況でも最終日は捲って1着もありますが、変えたトレーニングがレースに活かされている感じはありますか?

佐藤:うーん、まだそこまでは。初日が押さえ先行、2日目がかまし先行でどちらも着に残れていないので、まだしっくりきてはいないですね。でも動こうという気持ちはしっかり出せているかなと思います。
その辺りは焦らずに徐々に結果に結びつけば良いかなと。後はしっかり練習するだけです。

山口:冬の間の練習はどのような感じですか?

佐藤:平塚なので特に夏と変わりなくバンクで練習が出来ますね。後は街道練習も行きます。

山口:今年はどんな走りをしたいですか?

佐藤:諦めずに自力で頑張りたいです。今は競走得点が50点を割っているので(インタビュー時で48点台)、自力の走りで戻していきたいですね。
一昨年に怪我をして(アキレス腱断裂)、そこからはなかなかしっかりと立て直せておらず、理由もはっきりとわからないんです。怪我自体はもう治っていますし、自転車に乗るのも全く影響はないんですが、どこか体のバランスがおかしいんでしょうね。
確かに入院していた時は寝たきりが何か月も続いたので。
いろんな選手に伺って対処法を教えて頂きながらやっていますが、なかなか苦戦をしています。まず体を整えていくのからやらないといけないですね。

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山口:日々のトレーニングとケアが重要ですね。

佐藤:最近は冬季移動で神奈川(小田原)にいらっしゃっている高橋陽介選手(青森89期)にいろいろ教えてもらっています。高橋選手は本当に詳しくてヒントを頂ける機会は貴重ですね。

山口:高橋選手は、自力でも番手でも戦っていらっしゃいますもんね。

佐藤:そうですね。後は体の使い方や動かし方などとても勉強されていて詳しいんですよ。師匠(柴田健選手・71期)と二人で高橋選手の講義を受けています(笑)。

山口:柴田選手も一緒に行かれているんですね(笑)!

佐藤:師匠も私の不調の原因を一緒に探ってくださっているんです。結構悩んでくれているので、どうしたらいいんだろうと聞きに行きました。

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山口:それは佐藤選手としても心強いですよね。

佐藤:そうですね。本当にいろいろ心配をお掛けしているので結果を出して恩返しをしたいですね。

山口:話は変わるんですが、昨年12月23日に放送された競輪特番『オトナノレジャー〜チャベリバ〜』の収録についても聞かせてください。

佐藤:静岡競輪場で12月の前半に収録が行われました。トークがメインだったんですが、少しバンクも走りましたね。

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山口:雨上がり決死隊の蛍原徹さんなどもいらっしゃったんですよね。実際にお話されていかがでしたか?

佐藤:芸能人!というようなオーラは全くなく、私たち選手にとっても気を遣っていただいて穏やかな方でした。競輪についての説明や、「あるある」や「つい自分がやってしまうこと」など、各選手が話しました。
どりあんず堤太輝さんが競輪に詳しくて、その方がメインで進行されていました。終始和やかな楽しい収録でした。

山口:今回の収録のように、メディアへの露出はいかがですか?

佐藤:私はしゃべるのが苦手なので、あまり出たくはないのですが(苦笑)、こういう風に収録を経験するたびに毎回「とても楽しい」と感じるので、ありがたいなと感じています。
しゃべりももう少し上達しないといけませんね(笑)。

山口:楽しみにしています(笑)。近況の目標としてはいかがでしょうか?

佐藤:そろそろ決勝には乗りたいですね。頑張りたいです。

山口:では最後にオッズパーク会員の方へメッセージをお願いします。

佐藤:あまり成績は奮っていないんですが、いつも応援していただいているので期待に応えられるように、ご声援を力に変えて今年優勝が出来るように頑張ります!

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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