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野本 怜菜選手

2019年09月19日

近況連続して決勝に進んでいる野本怜菜選手(埼玉114期)。近況の振り返りと今後の意気込み、また先輩期になった感想などをお伺いしました。また6月に「プロ野球セ・パ交流戦 福岡ソフトバンクホークスvs横浜DeNAベイスターズ」での始球式イベントに、8月には「オッズパーク プレミアム パーティー 2019」にゲスト出演した感想も伺いました。

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山口:まずは6月の始球式イベントについてお伺いします。出演されていかがでしたか?

野本:野球観戦はたまに好きで行っているんですが、(投げてはいないけど)マウンドに立ったり、内側から試合を盛り上げたりするというのは想像していなかったので楽しかったです。

山口:普段はどちらのチームを応援しているんですか?

野本:地元の西武ライオンズの試合をたまに見に行っています。野球も好きなのですごく楽しみなイベントでした!

山口:そうなんですね、イベントの相手が西武じゃなくて良かったですね。

野本:そうかもしれません(笑)。どっち応援するか迷っちゃいますね(笑)。

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山口:ソフトバンクホークスの選手たちとも間近で交流できたと伺いました。

野本:そうなんですよ!ソフトバンクの選手たちと写真を撮らせてもらったり、横を通ったりなど「あの選手だ!」とテンションが上がりました。

山口:好きだからこその反応ですね!児玉碧衣選手(福岡108期)の始球式は見られました?

野本:はい、別室だったんですが、見られました。野球観戦に来ている方がとても多かったので、すごく盛り上がっていました。

山口:マウンドでは何をして盛り上げたんですか?

野本:私たちはハニーズ(福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム)の皆さんとダンスをしました。その時もすごくたくさんの方が来ているなと思いました。

山口:ブースの様子はいかがでしたか?

野本:パンフレットなどを配っていたんですが、「本当に選手なの?」と驚かれることも多かったです。声を掛けてくださる方もたくさんいて、写真を撮ってもらったり、「太もも触っていい?」という女性の方もいらっしゃったので「どうぞ(笑)!」と触ってもらったりしました。良いアピールになったと思いますし「良い脚しているね」と誉めてもらいました。
お客さんの中には「小倉の近くに住んでいるから今度行ってみるよ」と言ってくれる方もいたんです。意外と知っている方も多くて嬉しかったですね。

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山口:良いPRができたんですね。続いて8月のプレミアムパーティーはいかがでしたか?

野本:お客さんとの距離も近くて楽しめました。会場もかなり立派な場所での立食パーティーだったんです。
ガールズ3人(野本選手、千葉・石井貴子選手、神奈川・佐藤水菜選手)と村上義弘選手、競馬の田中学騎手、オートレースの永井大介選手とトークショーをさせてもらいました。

山口:他の公営競技の選手と触れ合えるのもなかなかないですよね。

野本:はい、騎手の方のムチを触らせてもらったりして貴重でしたね。競輪以外の公営競技に触れるのは新鮮です。

山口:お客様からの反応はいかがでした?

野本:たくさんの方に「頑張ってね」と言ってもらえたので、もっと頑張らないとな、と思いました。

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山口:では近況をお伺いします。振り返っていかがですか?

野本:連続して決勝には乗れているんですが、思うような結果は出ていません。

山口:デビューして1年が経ちましたが、この1年はどうでしたか?

野本:いろんな経験ができました。今まで経験することのないことが本当に多くて、視野が広がったのが一番だと思います。また少し余裕も出てきたかなと思います。

山口:以前のインタビュー時は、デビューして優勝した直後でしたが今はその時と比べていかがでしょうか?

野本:今は先行を多くしているんですが、勝ちに行くことも重要だと思います。やりたいことだけではなく結果も求めて、かつレース内容も自分の納得できるようにと思って走っています。
勝ちにこだわりつつ、自分のやりたいレースをして、それで結果が付いて来たら一番いいですね。

山口:やりたいこと、というのは具体的にどういう内容ですか?

野本:先行もしたいんですが、その場に応じた動きができるようにしたいです。今はまだ自分の想定外のレース展開になった時に混乱してしまって動けないこともあるので、もっと冷静に見極められるようになり、うまくレースを運んでいけたらいいですね。

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山口:今、目標にしていることはなんですか?

野本:ビッグレースに出て、どこまで自分が動けるか試してみたいです。まだトップ選手たちだけのレースには出たことがないので、自力選手ばかりの中で私の自力がどれだけ通用するのか、ちゃんと動いていけるのかというのは挑戦したいです。普通の開催だと全員が自分から仕掛けるタイプ、というレースはなかなかないですから。
次の機会は来年5月のコレクションへのトライアルレースになりそうなので、そこへ向けて自力で戦えるようにしたいですね。今年と同じ選考基準ならば、今期の競争得点上位で「ガールズフレッシュクイーン」も狙っていきたいです。(注:開催は未定)
第1回は出られなかったので、もしあるなら出たいですね。

山口:(インタビュー時での)次走は松戸ですが33バンクはいかがでしょうか?

野本:短走路は少し苦手意識があります。なかなか33では決勝に上がれないので、まずは決勝進出が目標です。決勝に上がれたらしっかり確定板を目指して走りたいです。

山口:後輩期が出てきましたが、その辺りはいかがですか?

野本:練習グループにも藤田まりあ選手(埼玉116期)がデビューしてきたんですが、先輩になるのでしっかりしないと、という気持ちがありますし、私とまりあちゃんでは脚質が違うので良い練習ができていると思います。
お互いにいい刺激になるようにしたいですね。

山口:では最後にオッズパーク会員の方へ今後の意気込みをお願いします。

野本:逃げても捲っても、どんな状況でも1着を目指して確定板に食い込めるように、実力を付けて頑張ります。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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