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■2018年05月04日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕シアンモア記念(M1)みどころ

平成30年5月4日

重賞  第43回シアンモア記念(M1) みどころ
〜 平成30年5月6日(日) 盛岡競馬場 18時10分発走 〜

岩手県競馬組合

 春のマイル王決定戦「第43回シアンモア記念」の枠順が確定しました!

トライアル・赤松杯を4馬身差で圧勝。新王者の座を盤石にするベンテンコゾウは5枠5番
絆カップでラブバレット以下を完封。同じ盛岡マイルで反撃タイセイファントムは3枠3番
赤松杯はスローに泣いて連覇ならず。気迫の差し脚で雪辱に燃えるイーグルカザンは2枠2番
南関東B3級で2、3着の実績なら通用十分。大井からの刺客ビタミンエースは8枠9番!

5月6日(日)、盛岡ダート1600mを舞台に行われる地方競馬全国交流「第43回シアンモア記念」(M1)の枠順が確定しました。
 このレースは岩手古馬の根幹重賞。優勝馬主にはダーレー・ジャパン株式会社の協賛により、種牡馬ディスクリートキャットの配合権利が提供されます。

 ベンテンコゾウは昨年、北海道二冠を獲得。桐花賞2着後、南関東へ一旦トレードされ、アッサリ2連勝を飾って帰郷。シアンモア記念トライアル・赤松杯を4馬身差で圧勝し、予定どおりシアンモア記念へ駒を進めてきました。現在、3連勝中。4歳を迎えて心身ともに成長の跡がはっきり。パワーアップは誰の目にも歴然です。 父は今年3月に亡くなったサウスヴィグラス。同馬は地方リーディングサイアーに輝くこと4度。逝去は返す返すも残念な限りですが、産駒はスピードを武器としながら、距離への融通性もある馬が多いのも特徴。ベンテンコゾウもその血を受け継ぎました。当初からシアンモア記念が春の最大の目標。順当に制し、さらに飛躍のステップとしたいところでしょう。

 タイセイファントムは中央6勝から転入初戦でラブバレット以下を一蹴。さすが中央オープンと大向こうを唸らせました。続く白嶺賞はタイム差なし3着に敗れましたが、トウケイニセイ記念で見事雪辱。重賞2勝をマークしてシーズンを終えました。今季初戦の赤松杯はスローペースに落とされて先行2頭の決着。それでも3着確保で古豪健在を誇示しました。今度の舞台は絆カップと同じ盛岡ダート1600m。中央時代から強烈な末脚を武器とし、広いコースは大歓迎。直線一気を決めるか。

 イーグルカザンは昨年4月、赤松杯でナムラタイタンを破る金星を挙げ、以降も重賞2勝。年間を通して活躍し続けました。前走・赤松杯は4着止まりでしたが、体をキッチリ絞って臨んだのが陣営の意欲の現れ。ひと叩きされて反撃をもくろんでいます。

 遠征馬ではビタミンエースに注目。中央1000万下から金沢1勝、南関東B3に在籍。いい脚を長く使えるタイプで盛岡は望むところ。

 ほかにもシアンモア記念連覇を狙うユッコ、先陣安定ヒドゥンブレイド、今季初戦を快勝プリンスダムも侮れない存在。

 春のマイル王を決める「第43回シアンモア記念」の発走は6日、18時10分。世代交代の主役ベンテンコゾウを巡り、先輩たちがどんな戦いで挑むのか、ご注目下さい。

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