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■2018年05月11日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔準重賞〕はまなす賞 みどころ

平成30年5月11日

準重賞  第23回はまなす賞 みどころ
〜 平成30年5月12日(土) 盛岡競馬場 17時10分発走 〜

岩手県競馬組合

 今シーズンの芝競走も12日からいよいよスタート。3歳準重賞「第23回はまなす賞」の枠順が確定しました!

牝馬重賞・あやめ賞2着、留守杯日高賞4着に善戦。芝は望むところバレンティーノは5枠6番
2歳交流・ジュニアGPでクビ差2着に惜敗。初重賞制覇に燃えるプリヴィレッジは8枠11番
あやめ賞3着後は芝1本に絞って調整。初距離はマイペースで我慢ピーベリーは7枠10番
昨年2歳第一弾の芝重賞・若鮎賞を優勝。良馬場で切れ脚を発揮ベストロードは8枠12番!!

 5月12日(日)、盛岡芝1600mを舞台に行われる3歳準重賞「第23回はまなす賞」の枠順が確定しました。このレースの1着馬から3着馬には7月8日、3歳・地方競馬全国交流「第19回オパールカップ」(M2)の優先出走権が与えられます。

 バレンティーノは門別・2歳新馬戦を勝ち、笠松移籍後もラブミーチャン記念2着、ライデンリーダー記念3着など重賞路線で好走。また、JRAにも3度挑戦し、3月17日、阪神芝1200m・500万下で0秒5差9着。芝適性があることを証明して直後に岩手入り。留守杯日高賞トライアル・あやめ賞2着、本番でも4着に健闘しました。今回のトレードは盛岡芝もにらんでの転入。小柄な牝馬で器用なタイプでもありますから、小回り盛岡芝は打って付けのはず。陣営も力が入る一戦となりました。

  プリヴィレッジは未勝利ながら盛岡芝は4戦2着2回3着1回。うち2着1回は2歳全国交流・ジュニアグランプリでクビ差で惜敗したもの。同じ盛岡芝1600mで行われるはまなす賞はベスト条件と言っていいでしょう。今季4戦して5着最高は実績の低いダート戦ですから度外視。得意の芝でこれまでのうっ憤を一気に晴らしたいところです。

  ピーベリーはデビュー戦、2戦目と盛岡芝1000mを連勝。父ビービーガルダン譲りのスピードが冴え渡りました。連勝後2ヵ月ほど間隔を開けて臨んだプリンセスカップ、中山芝1200m戦ともにしんがり負けを喫しましたが、前者はダート戦。後者は中央の壁が厚かったと敗因がはっきり。地元に戻ってあやめ賞で3着に粘り、地力強化を証明しました。その後ははまなす賞1本に絞って乗り込まれ、態勢万全。距離が微妙ですが、マイペースで逃げれば粘りを発揮。展開次第では押し切る可能性も十分あります。

  ベストロードも典型的なターフホース。昨年2歳第一弾の重賞・若鮎賞(盛岡芝1600m)で直線一気を決めて優勝しました。ピーベリーと同様、あやめ賞から直行し、はまなす賞へ照準をピタリと合わせました。

  サンエイスターダムは昨年暮れに2連勝を飾り、南関東へ移籍。2戦2着1回の成績から里帰りしました。初戦3着はやまびこ賞を圧勝したチャイヤプーンが相手。2戦目2着は出遅れがこたえたものと敗因がはっきり。芝でも2着の実績があるのが不気味です。

  ほかに中央芝1200mで3着1回サンタガール、デビュー戦以来の芝でも岩手1勝トキノカサドール、芝血統ユキノボタンも侮れず激戦必至。

  今シーズンの盛岡芝こけら落とし「第23回はまなす賞」の発走は12日、17時10分。3歳優駿が緑鮮やかな盛岡芝を舞台にどんな戦いを繰り広げるのか、ご注目下さい。

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