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■2018年05月18日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔準重賞〕あすなろ賞 みどころ

平成30年5月18日

準重賞  第19回あすなろ賞 みどころ
〜 平成30年5月20日(日) 盛岡競馬場 18時10分発走 〜

岩手県競馬組合

 一條記念みちのく大賞典トライアル「第19回あすなろ賞」の枠順が確定しました!

 4ヵ月ぶりの実戦をモノともせず圧勝。得意の盛岡で距離も克服ヴィグラスムーヴは7枠9番
 移籍2戦目を豪快なまくりで完勝。南関東で左回り4勝の実績が光るグランウブロは6枠7番
 馬体重を減らしながらも移籍初戦4着。1800mでけやき賞を再現エルズミーアは5枠6番
 今季初戦を快勝して健在を誇示。2015年、2016年を連覇したコミュニティは4枠4番

 5月20日(日)、盛岡ダート1800mを舞台に行われる準重賞「第19回あすなろ賞」の枠順が確定しました。このレースの1着馬から3着馬には、岩手古馬の最高峰「第46回一條記念みちのく大賞典」(M1 水沢2000m)の優先出走権が与えられます。

 ヴィグラスムーヴは中央2戦0勝(うち一戦は地方交流)から転入後、破竹の進撃。9連勝を含んで通算15勝。馬券対象から外れたのは初の2000m・桐花賞10着のみ。重賞初挑戦となった絆カップでも3着に健闘しました。 今シーズンは暖かくなる5月まで待って始動。4ヵ月ぶりの実戦でしたが、まったく問題にせず5馬身差で圧勝。幸先のいいスタートを切りました。今度は1800mが舞台ですが、盛岡適性で相殺。ひと叩きされた上積みも見込めそうです。

 グランウブロは南関東・船橋デビュー。3戦目に初勝利を飾り、一戦置いて3連勝をマーク。準重賞・ブルーバードカップも完勝し、東京ダービー・トライアル「東京湾カップ」で1番人気に支持された逸材です。直後に半年の休養を余儀なくされ今年1月に復帰。3戦を消化して岩手へ新天地を求めてきました。初戦はナムラバイオレットの逃げ切りに屈しましたが、2着確保。続く桜花特別で豪快なまくりを決めて完勝。上昇一途をたどっています。盛岡未経験ですが、盛岡所属で走り慣れたコースですし、南関東時代の4勝はすべて左回りならむしろ望むところ。4歳の若さを前面に2連勝を狙います。

 エルズミーアは中央ダート3勝。また、盛岡で行われた東京カップ・けやき賞を快勝し、1600万下へ在籍。その後、笠松へトレードされて2戦着外に終わり、岩手入り。体重を大きく減らして5番人気に甘んじましたが、後方から直線猛追4着。過去4勝すべて左回りでマークした典型的なサウスポーの片りんをのぞかせました。馬体さえ回復すれば東京カップ・けやき賞の再現も十分考えられます。

 コミュニティは2015年、2016年のあすなろ賞を連覇。昨シーズンは2着3回が最高と不本意な1年でしたが、今季初戦を快勝。一昨年11月以来の美酒を味わい、健在を誇示しました。相性のいいあすなろ賞で後輩を一蹴するか。

 ナムラバイオレットは中央芝1400m2勝。対してダート1戦のみ(12着)と適性を不安視されましたが、移籍2戦目で見事な逃げ切りを決めました。前走はハイペースがたたって3着でしたが、敗れて強し。スンナリなら強じんな粘りを発揮。

 ほかにもシアンモア記念4着ヒドゥンブレイド、一昨年の絆カップ、北上川大賞典を連勝したナリタポセイドンも復活の舞台としたいところ。

 みちのく大賞典トライアル「第19回あすなろ賞」の発走は20日、18時10分。エンパイアペガサス、ベンテンコゾウに続く第三勢力から抜け出すのはどの馬か。

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