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■2020年01月02日
【競馬】「ばんえい十勝からのお知らせ」帯広記念 結果

2020年1月2日
帯広市

1月2日(木)「農林水産大臣賞典 第42回帯広記念」(BG1)の結果
〜トップハンデのコウシュハウンカイ号が今季重賞3勝目、「帯広記念」二度目の制覇!〜


ばんえい十勝で2020年1月2日(木)に行われた「農林水産大臣賞典 第42回帯広記念」(4歳以上オープン・BG1)は、トップハンデのコウシュハウンカイ号が接戦の末、優勝しました。
馬場水分1.6%、ばんえい重量は890kg〜920kgと「ばんえい記念」に次ぐ高重量で行われた本レース。
各馬第一障害を降りたあたりから何度も刻みながら、ミノルシャープ号を先頭に、全馬一団となってゆっくりと第二障害へ向かいます。
各馬第二障害へ到着すると、オレノココロ号、ミノルシャープ号がほぼ同時に仕掛け、センゴクエース号、シンザンボーイ号が追いかけます。
高重量のためか、障害の途中で苦戦する馬が多い中、じっくりと息を入れて一番最後に仕掛けたコウシュハウンカイ号が一腰で障害を越えると、立て直したミノルシャープ号、オレノココロ号が追走します。
トップで降りたコウシュハウンカイ号は後続を突き放しにかかりますが、オレノココロ号が猛烈な追い上げを見せます。
必死に逃げるコウシュハウンカイ号を捉えたかに見えたオレノココロ号でしたが、ゴール前10mほどで一瞬脚が止まり、その間も走り続けたコウシュハウンカイ号が再び差を広げ見事勝利。
「ばんえいグランプリ」(BG1)、「岩見沢記念」(BG2)に続き今季重賞3勝目、通算13勝目の重賞優勝を果たしました。
コウシュハウンカイ号を管理する松井浩文調教師は「帯広記念」を7回目の優勝、騎乗した藤本匠騎手は3回目の優勝となりました。


<コウシュハウンカイ号のプロフィール> ※2020年1月2日現在
生年月日・毛色:2010年3月13日(牡10・栗毛)
血統     :父 ウンカイ 母 タカラドーベル (母父) カゲオー
生産者    :六車實子 氏
馬主     :秋田忍 氏
厩舎     :松井浩文 厩舎
通算成績   :169戦46勝(うち重賞13勝)


【藤本 匠騎手のコメント】
高重量戦でトップハンデ、今日の馬場状態で、障害を降りてからゴールまでよく耐えてくれました。
調教師と普段通りに、この馬らしいレースをしようと話して騎乗しました。いつものパターンだと、ゴール前でオレノココロに差されると思いましたが、逆に相手が止まったので後はゴールまでもってくれと祈っていました。
今季はBG1を2つ優勝したので、あと1つ(ばんえい記念)をこの馬に獲らせてあげたいです。

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