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オートレース選手インタビュー
目力は誰にも負けない。次はレースで目立って魅せる!|小栗 勝太選手
2020年6月11日

『オートレースが好きで大好きでこの職業に就きました。まだまだ成績も残していないし、インタビューされ特集を組んでもらうレベルの選手ではないけど、これを機にトップレーサー目指して今まで以上に頑張りますので、何でも聞いて下さい』と遠慮がちに話していた山陽32期小栗勝太選手です。32期といえばグレードレースで活躍する最高ハンデの選手が多い期です。

小栗選手に選手になるきっかけはもちろん、これまでの選手生活やこれからの自分についてたっぷりとお話頂きました。早速ご覧ください。

インタビュー / 内野久照

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内野:出身は?

小栗:山口県宇部市です。

内野:身長・体重と教えてください。

小栗:身長は161cmで、体重は52kgか53kgです。

内野:足のサイズは?

小栗:25cmです。

内野:手の大きさを測りますね。

小栗:手の大きさですか...。

内野:はい。お客様に小栗勝太を想像して頂くため、知って頂くためにあらゆる情報が必要です(笑)

中指の先から手首まで17.4cmです。

小栗:それって小さいのかな...。

内野:子供の頃はどんなお子さんでしたか?

小栗:小学校の頃は毎日遊び回っていました。元気すぎるくらいの子供でしたよ。

自慢になりませんが勉強は一切していませんでした。

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内野:中学時代の部活は?

小栗:中学校は陸上部で400mを走っていました。こう見えて宇部市での大会記録を持っています。山口県大会では2位になりました。1位の選手は飛び抜けた人で勝つ事は出来ませんでした。

内野:陸上競技はどうでしたか?

小栗:地獄でしたね。半端なくきつい競技です。もちろん抜きつ抜かれつがあり競技として面白く魅力があります。

でももうやりたくないです。きつすぎました。

内野:高校では続けなかったのですか?

小栗:宇部鴻城高校に通いました。1年の秋から2年生の秋まで他校の陸上部で練習を行っていました。そこで陸上を続ける事は終わりにしました。

内野:オートレースとの出会いを教えてください。

小栗:高校の時に祖父と一緒に山陽オートに行きました。初めて見たオートレースは衝撃でした。格好良かった。すぐ選手になりたい。オートレーサーになろうと決めました。

高校の三者面談の時も『就職はしません。オートレーサーになります』ときっぱりと断言しました(笑)

内野:兄弟はいますか?

小栗:一人っ子です。父は塗装業を営んでいます。

オートレーサーになる事は反対しませんでした。

内野:オートレースの試験はどうでしたか?

小栗:31期を受けましたが不合格でした。

32期を受けるまで父親の手伝いをしていました。

塗装業です。

32期を受ける時は31期の試験で1次試験は経験していたので、経験した事を活かし、しっかりと対策をして合格できました。

2次試験までに1ヶ月あったのでその間に腹筋や腕立てとトレーニングを積み重ねて行きました。腹筋は続けて500回、1日で1,500回を目標に腕立ては1セット100回を1日3セット行っていました。

自分自身を追い込みハードなトレーニングを続けていたので、時には吐くこともありました。きつい特訓の成果があったので合格することができました。

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内野:合格した時ご両親は?

小栗:父も母も喜んでくれました。もちろん反対はありませんでしたが、母は凄く心配していました。

今思えばあの時に2次試験に向けて頑張って良かったなと思いました。

内野:あこがれの選手はいましたか?

小栗:山陽でのSG全日本選抜(2012年2月12日)で優勝した有吉辰也選手(飯塚25期)です。7号車で優勝しました。僕はレース場で観戦していました。思い出に残っているレースです。お客さんも沢山入っていて大興奮してレース観戦していました。僕のあこがれでした。

内野:デビュー戦の時のことを教えてください。

小栗:緊張しすぎて試走で2回滑りました。2コーナーの立ち上がりと3コーナーの突っ込みで滑って落車しそうになり、再試走でした。

初勝利は2日目です。晴れの走路でブッチ切る事が出来ました。タイムも良かったし、後ろとの車間も大分開いていたと思います。

内野:過去に2度優勝がありますが。

小栗:初優勝は飯塚(2015年2月15日)でした。同期が4人いましたね。

0mが1号車に中山光(当時船橋・現在川口32期)2号車に長田恭徳(山陽32期)3号車が自分で3人が並んでいました。10m4号車に佐藤裕児(飯塚32期)がいました。0m外からトップスタートを切って逃げ切ったレースです。もちろん自分にとって忘れられないレースになりました。

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内野:浜松での優勝はどうでしたか?

小栗:浜松は復帰後2節目(2018年3月15日)でした。ケガで1年間休んでいました。

休んでいる時にどんどん同期が活躍していたので、焦りしかなかったです。

20m前での優勝戦でした。圭一郎(浜松32期・鈴木圭一郎選手)が試走3.26を出していて、ピットの中で自分に『久々に仕上がった』と言っていたのを覚えています。自分は優勝出来ると思っていなかったので、気にせず平常心でレースに臨む事が出来ました。その結果すぐ後ろにいた圭一郎に勝つ事ができました。

これが2度目の優勝です。もちろん嬉しかったです。

内野:昨年(2019年)はどんな年でしたか?

小栗:昨年は悪すぎました。

上手く成績を残せなかったです。

内野:2020年はどんな目標でここまできていますか?

小栗:最高ハンデになりたいと思って取り組んでいます。

同期がどんどん速くなって活躍しています。

ここまで同期と比べてもまだまだです。

ハンデをもらっているし悔しい結果になっています。

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内野:今の課題は?

小栗:課題があり過ぎます。もちろん整備もそうですが乗る方も上達させないといけません。手を動かしてもっともっと整備して沢山練習します。

内野:食事制限や減量は?

小栗:好きな物は食べていますよ。トレーニングを続けています。

内野:普段のトレーニング方法等教えてください。

小栗:スポーツジムに結構通っています。

家の近くに個人でやっているジムがあり、そこにお世話になっています。

トレーニング終了後にトレーナーと食事に行き個別でアドバイスを頂いています。

内野:健康法は?

小栗:健康法は睡眠です。何時間でも眠れます。

内野:お酒は飲みますか?

小栗:はい。好きです。ビールから焼酎を飲みます。焼酎は麦に限ります。最近はレモンサワーです。

内野:お酒の肴は?

小栗:雲丹にトロです。大好きですね。海鮮は何でも食べますよ。

内野:おすすめのお店を教えてください。

小栗:『ふく福』です。何度もお邪魔しています。埼玉県にある、鉄板焼きやお好み焼きのお店です。それと『さわや』です。こちらも埼玉県にあります。みずき(川口32期・小林瑞季選手)の親戚がやっている居酒屋。行くと色んな物が出てきますがどれも美味しいです。すみません、地元のお店ではなかったですが大丈夫ですか(笑)

内野:今は何が食べたいですか?

小栗:昼はたまたま焼肉定食だったので夜は寿司が食べたいですね(笑)

内野:みずき選手の話もでましたが、同期32期にはどんな存在ですか?

小栗:31期は受からなかったですが32期で良かったと思っています。

仲が良いですよ。仲が良いだけではなくダメな時は特に厳しく言ってくれます。

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内野:誰が厳しいのですか?

小栗:やっしー(伊勢崎32期・松本やすし選手)です。1着をとっても厳しく言われます。車の向きやタイヤの付け方等です。位置取りを注意されました(笑)

内野:特に仲良しの同期は?

小栗:みずきです。養成所に入る直前に同期との初めての会話がみずきだった。運命的な出会いですかね(笑)

プライベートではマッチ(飯塚32期・町田龍駿選手)と遊びます。

内野:鈴木圭一郎選手の存在は?

小栗:圭一郎の存在は大きいです。ずっとナンバー1で僕たち同期を引っ張ってくれました。またナンバー1に戻ると思うし、同期皆が頑張ってランクを上げて大きなレースで活躍しているので、自分もその中に入ってレースできるように同期に負けないように頑張って行きたいです。

内野:ピンクコーデにこだわる理由は?

小栗:もちろん師匠の畑吉広(山陽20期)さんです。ピンクが好きで身に着けるものがピンクだったという事ですね。

それと選手になる前にあこがれの選手の一人だった有吉辰也選手(飯塚25期)がピンクコーデだった事もあり、自分もピンクに執着しています(笑)

タンクやフェンダーは圭一郎がお願いしているところで仕上げて頂きました。格好良く出来たので必ず掲載して下さい。

内野:師匠・畑選手の話が出ましたが。

小栗:今は休場しているのですが、全てのレースを見て下さり電話でアドバイスをしてくれます。

全部見てくれているのですよ。感謝しかないです。

内野:レースでスイッチが入る瞬間は?

小栗:これまではスタートラインで100%の気持ちでした。レースが始まると120%にヒートアップし事故に繋がる事もありました。今はスタートラインでは80%、レースでは100%を心掛けています。

内野:オートレーサーになって良かったと思う時は?

小栗:勝つために走っています。勝った時、1着の時は嬉しいです。選手になって良かったと思います。

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内野:選手を目指している人へアドバイスをお願いします。

小栗:体作りをしっかりやる事です。素晴らしい職業です。是非オートレース選手を目指してください。

内野:ステイホームの時期、お家時間の過ごし方は?

小栗:大変な時期に休みがなく沢山走らせて頂きました。感謝でしかないです。家ではストレッチをしています。

内野:ファンの存在は?

小栗:オートレースが本当に好きで選手になりました。

だからファンの皆様の応援する気持ちは分かります。

皆様の応援には凄く感謝しています。

内野:山陽オートで6月13日からG1令和グランドチャンピオンカップ開催です。

小栗:まだグレードレースの優勝戦がないので、地元ですし令和チャンピオングランドカップで優勝戦にのりたいです。

山陽オートで活躍したいです。その姿を皆さんに見て頂きたいです。

内野:オッズパークを御覧の皆様へメッセージをお願いします。

小栗:いつもご投票頂き本当にありがとございます。

これからは期待に応えらえる様に頑張って走りますので、応援宜しく御願いします。

もっともっと強くなってまたインタビューを受けたいです。今回はありがとうございました。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

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