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オートレース選手インタビュー
SG完全優勝&飯塚GI優勝、グレードレース連続V!|青山 周平選手
2022年10月29日

SGオートレースグランプリ史上初の6日間開催を完全Vで決めた青山選手。優勝戦は早川選手(伊勢崎29期:早川清太郎選手)とのデットヒートを制しての優勝でした。そして、グランプリ後の飯塚オートGIダイヤモンドレースで開催グレード連続優勝を飾りました。その時の状態や気持ちなど振り返っていただきました。

(取材日:2022年9月5日)

インタビュー / AKI

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AKI:SGオートレースグランプリ完全優勝!おめでとうございます!

青山:ありがとうございます!

AKI:エンジンの状態を振り返るといかがですか?

青山:エンジンは安定して良かったと思います。グランプリの前の節にクランクを交換して優勝は出来ていたんですか、少し不安が残る中で始まったグランプリでした。というのもまだクランクの実績は浅く、交換したては良くてもその後もちゃんと動いてくれるかどうか。けど、始まってみたら意外と動いてくれたので良かったです。2日目に整備ミスをしてしまって下回りを急遽することになっちゃったんですが、それ以降も動いてくれたし下回りも結果的にやって良かったです。

AKI:6日間のロング開催に関してはいかがでしたか?

青山:長いといえば長いけど、4月のSGオールスターで経験していたので、時間の使い方とかは上手くできてたと思います。けど、「あれ?今日何日目?」とかいうのはありましたね(笑)他の選手も多いと思いますよ。不思議な感じですね。初めて6日間を経験した時は「やっと準決勝戦!」という感じでかなり長く感じました。その分、グランプリの方が精神的にも若干慣れていましたね。

AKI:そんな中、迎えた優勝戦。やはり、早川選手(伊勢崎29期:早川清太郎選手)が後ろに迫ってきましたね!

青山:ですね。試走の感じはそんなに悪くはなかったし、タイヤも評判の良いもので行っていたので「ペースを上げられるかな?」と思っていました。練習の感じも悪くなかったし、タイヤはレース初のものだけどなんとなく大丈夫かなぁと。けど、レースでは思ったよりもタイヤが食い付いてくれなくって。「あららら?」という感じ(苦笑)でしたけど、「もうしょうがない、走るしかないし。」と思いその時の最善で走っていました。そしたら、やっぱり音が聞こえてきて。気配を感じながらの10周回でした。

AKI:10周回の1コーナーでは早川選手が青山選手の内に飛び込んできましたが、どのように見ていたんですか?

青山:絶対に来るなぁとは思っていて。なんとなく、選手紹介とかの雰囲気をみて清太郎さんも気合が入ってる感じがしていましたし、レースでも仕掛けてくるだろうと考えていました。なので、飛び込んできた時も「やっぱり来たか。」と思っていました。その時の清太郎さんの気迫は凄かったですね。そこを冷静に立ち回れたから良かったんですが、「すげー。」というか唖然としてたら一緒になって連れて行かれてたと思います。それくらい強い気持ちを感じました。以前山陽のプレミアムカップで負けた時はその気持ちに負けたというか抵抗できませんでしたし。けど、今回はなんとか勝つことが出来ました。

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AKI:6日間完全優勝に関してはいかがですか?

青山:たまたまですよ、本当に。むしろ、SG完全Vが2回目と言われて1回目はいつだろう?と思っていました。なので、興味がないわけではないんですが、そんなスタンスです。

AKI:ちなみに、前回SG完全Vは2019年のグランプリですね!

青山:へぇ?!...(笑)1走1走、目の前のレースに集中してたら完全Vだったという感じです。これからも1走1走、目の前のレースを頑張って1着が続けば嬉しいですね。

AKI:グランプリ完全Vの次に走ったのが飯塚のGIダイヤモンドレース。ダイヤモンドレースはグランプリのようにはいきませんでしたよね。

青山:はい。かなり苦戦しましたね。グランプリのままである程度は動くだろうと思っていました。初日も1着取れたんですが2日目以降は「あれー!?」となって。なので、ちょこちょこは扱って。4日目にグランプリとは大きくセッティングを変えてみたら動きが変わって良くなりました。優勝戦もさらにセッティングを進めて。試走タイムがあまり良くなかったんですが、スタートしたら意外に良かったという感じですね。クランクを替えて3節くらいで、まだまだどんなクランクなのか、方向性というか性格が分かってないので時間が必要だと思っています。このクランクのポテンシャルはあると感じているので、それを上手く引き出せればもっと安定して良いところで動いてくれると思います。

AKI:ダイヤモンドレースのときの飯塚走路はとにかく滑るというお話が色んな選手から上がっていたんですが、青山選手はどうでしたか?

青山:滑りましたね。んー。食いつくけど滑るという感じ。なので、上がりタイムも思ったよりも出てなかったですね。レース場ごとに走路の感じは違います。伊勢崎の方が滑るんですが、調整が合えばタイムが出る感じで飯塚は走路とばっちりセッティングが合った人しか走れないような感じ。ダイヤモンドレースは最後の最後、優勝戦で走路と噛み合った感じですね。

AKI:それにしても、飯塚は相性がいいですね!

青山:そうですね!あまり相性とかを気にすることはないんですが、振り返ると飯塚で記念を勝つことが多いなぁと思っています。獲得タイトルを見ると地元みたいですね(笑)

AKI:ただ、今の飯塚の大時計は切りずらいとお聞きしたことがあります!

青山:LEDが苦手なのか見にくいですね。光の加減だとは思うんですが少しぼやけて見える感じ。昼間はそんなに感じないんですがナイターだと明かりが強すぎるというか。他のレース場のナイターだと感じないので夜の見え方が気になります。ただ、何度か経験してやっと慣れた感じです。)

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AKI:夏の大会も終わり、年末に向けての戦いも始まるわけですが、今年ここまでを振り返っていかがですか?

青山:不思議と優勝回数も多く、前半より後半の方が安定して良くなってきたかなぁ、上向いてきたかなぁといった感じ。あとは、気候が冷えてきて動きがどう変わってくるかですね。楽しみもあり不安もあり、なんとも言えない感じですね。整備面もまだまだなのでこれからも失敗はあると思うけど、色んな経験をして少しずつ成長していきたいです。投げ出したいこともありますけどね(笑)けど、負けるのも悔しいから自分がやれることをしっかりやって向き合っていきたいです。

AKI:10月から全国ランクが2位になりますが、その辺りはどう感じていますか?

青山:そこまでNo.1にこだわりがないというか。レースでは1番になりたいけど半期の成績なだけでNo.1だからと言ってレースに向かう姿勢は変わらないです。1走1走した先の結果論なので自分自身そこまでこだわりはありません。けど、周りの方に「またNo.1になって!」という言葉や応援の言葉をかけてもらったりすることはすごくモチベーションになります。それに、スポンサーの皆様のロゴを見てもらえるチャンスが少なくなってしまったと思うのでまた返り咲けるように頑張ります!

AKI:それでは、最後に皆様にメッセージをお願いします。

青山:SGグランプリ、GIダイヤモンドと勝てて10回目の優勝をすることが出来ました!この調子を崩さないように、いつもと変わらないスタイルで1走1走頑張ります。応援よろしくお願いします!

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

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